忘れん坊は楽しみ２回＜再放送＞

何事も忘れっぽくなってきている。
情けなくなったり心配にもなるが、悪いことばかりでもない。

一度観たドラマの再放送を観ることがある。
それでも、細かいところを忘れているので結構楽しめる。
初回の放送で、一応腰を落ち着けて観ていたつもりであっても、
２回目も新鮮に感じる場面もあるから、その記憶喪失ぶりには驚いてしまう。

柔らかく、反応のよい人＜バスの運転手さんの場合＞

路線バスを利用する。
そのバスは降車時に運賃を支払うタイプ。
お礼を言い、降りているが、運転手さんによって反応は様々だ。

大きな電車事故の後だからか、こちら近辺のバスでも、
それを意識したような乗客への気遣いあふれるアナウンスを耳にする。
そのおかげで、感じの良い時間を過ごせるのだが、
降りる際のこちらの言葉に、「シーン」とされる時には
少々居心地が悪い。
これまでの感じの良いアナウンスは、マニュアルであったか、
と　うなだれてしまう。
悪気はないと思うが、思いがけないこちらの言葉に、
固まって反応できないのだろう。

しかし、反応のよい運転手さんもたくさんいらっしゃる。
もっともそういう人は、自ら「はい、ありがとうございました」
と気持ちの良い言葉を皆に掛けてくれる。
そのような運転手さんにいつも通りお礼を言い、降りようとすると
通常のあいさつに加え、マニュアルではない、生きた言葉を
返してくれて、すがすがしい気持ちになる。

初夏の選択・清涼飲料＜お茶＞

これまでは、生茶（キリン）党だった。
ところが最近では、おーいお茶「濃い味」（伊藤園）に変えた。
キャンペーン中だったため、「お茶犬」がたまってしまった。
これ目当てではない。
うれしいような、どーすんだよコレら、という気持ちとでフクザツ。

と、言っても、「これしか飲まない」と頑なに決めてしまっているわけではなく、
外でちょっと水分をとるのならお茶を選んでいるということだ。
選べない時にはいろいろ飲んでいる。
５月ごろ、偶然に手にした「濃い味」。
家でも「お茶飲み」の私は、ペットボトルのお茶も渋みのある方が好みである。
「めぐり合った」感じがした。
しばらく、これにしようと思う。

冴え緑茶（カルピス）も、渋さをウリにしているようだから
機会があれば試してみるつもり。


現在、お茶ＣＭに男性が起用されていることが多い。
そのネーミングからも、男性にお茶を飲んでほしいという
メッセージが伝わってくる。
先日、スーパーのお茶売り場（急須で入れるお茶）にいると、
若い男性客が、迷わず”伊右衛門”をカゴに入れた。
コンビニ・自販機で馴染んだブランドが、煎茶を選ぶ際の
基準にもなっているということなのかもしれない。

まだ迷いながら、その場でお茶党の男性を微笑ましく見送った。

読み聞かせ？

西日の強い時間帯、電車内でのこと。

車両のガタガタする音の合間に
女性の話し声が続いていた。
そちらへ目をやると、向かい側のシートの、
少し離れたところにその主はいた。

先ほどから一人で切れ間なく話していたように聞こえたのは、
女性が孫に絵本を読む声であった。
時々ほほを寄せるように熱心に読んでいるが、
当の孫は　心ここにあらず　といった感じで
絵本を見ることもしない。
あばあちゃんが感情を込めるほど、
ぼっちゃんの無表情が際立つ（…ひとり相撲）。

しかしっ、ぼっちゃんのもう一方に座っている、
男子高校生の視線は、ぼっちゃんを通り越して、
しっかりと絵本に注がれていた！
話もちゃんと届いている様子。

おばあちゃんの読み聞かせも、ムダになってはいなかったようで。

お初

今年初めて蚊に刺された。カユくてたまらない。

昨日薬局に行ったところ、お店の人が蚊取り製品コーナーで、ホコリを掃ったり品物を補充したり
熱心に働いていた。引き寄せられるように手にとってみた。
しかし、どうしても蚊に刺されたカユさやうっとおしさが思い出せない。
”本格的に夏になってからでいいか…”もとの場所に戻した。

お告げ（？）に従わず、帰ってきてしまったので今、モーレツにかゆい。
音もなくこの部屋に居る蚊よ、おかげで足首ぐるりとたいへんなことになっている。
（幻の大陸出現）

明日は、吟味して蚊取り製品ｇｅｔせねば。