動く左手で透析

2024-08-02 17:32:13 | 透析
シャントを作る手は大事にするために、非利き手で作り、利き手でかばえるようにする。

今は右利き手が全く動かなくなって、右手でシャントを作り、透析中は左手で読書やパソコンでひまつぶしをしていた。
でも重度麻痺の右手は、手術で麻酔はほとんど効いていないような痛みだったので、現在は左手で透析ができている。 20年以上左手で透析して、つぶれた血管ばかりなのにシャントを作ることができたのは奇跡みたいだと思う。 シャントの手術での痛みはなくなった。


困るのは透析中、両手が使えずどうなるかということだった。
今通っている透析は、ベッドごとにテレビがあり、耳が聞こえない自分でも字幕で観られるので、良すぎる透析環境といえる。
しかしコロナ禍では、感染症でしょっちゅう入院したが、どの病院の透析室にもテレビはなかった。
そういうときどうするか。よい方法ではないが、透析前㈰は考え事して寝ない。透析中は熟睡。
「明日は透析かあ。消灯過ぎてもパソコンやってもいいよ。」と親切な看護師さんもいた。


自分は寝返りができなくてお尻痛くなり透析スタッフに寝返りをお願いすることがよくあるが、最近その必要がない日はなんでだろうと思った。
よくわからないが、立ったり歩いたりしてたとき、4時間じっと動かないで寝るなんてムズムズしてできなかっただろうと思った。

喜べないことだが、寝たきり状態が続くと、透析時間は都合がよくても、身体は無意識に動くことをやめているのかという気がした。
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