今日は左手はどう探っても右手が見つからない。寝惚け状態の私は自分はミロのビーナスのように右腕をもぎとられたようだと思いぞっとした。(ミロのビーナスは両腕ないが・・)ベッドを起こして右手の掌は腰付近にあった。右の掌がいつもと違う場所にあることにも驚いたが、ショックだったのは、脳の身体イメージでは右手はしっかり曲げられているらしく、目覚めて指定の位置に右手がないと、右手がポキッと折れたように感じてしまうことだった。
今日は左手はどう探っても右手が見つからない。寝惚け状態の私は自分はミロのビーナスのように右腕をもぎとられたようだと思いぞっとした。(ミロのビーナスは両腕ないが・・)ベッドを起こして右手の掌は腰付近にあった。右の掌がいつもと違う場所にあることにも驚いたが、ショックだったのは、脳の身体イメージでは右手はしっかり曲げられているらしく、目覚めて指定の位置に右手がないと、右手がポキッと折れたように感じてしまうことだった。
そのことについて、母に質問されポメラで答えていた。あとからポメラを見て、自問自答みたいな内容だったので、ここで載せてみようと思った。
(ちなみに母の質問内容等はほとんど忘れました・・・)
山口さんのどういうふうに体調わるいの、って話したのは聞こえて答えたの
母>山口さんと2人で今聞こえてみたいって話していたのよ(ポメラ打ち始めたから)
記憶に残る聞こえ方だと思ったのにそうでもないのね
母>山口さんが話したらすぐポメラ打ってたよ
亡霊のような記憶に残る聞こえたものは、自分から探しに行ってわかる言葉だからだいぶおくれていると思った
探しに行くっていうことは、聞こえたことだけわかって聞こえた内容はわかっていないってことになる?
普段聞こえない状態って、記憶をよく使うかんじ
今聞こえたものって・・というふうに記憶に照らしあわせるみたいな
照らしあわせるときはわかりそうな気分になる
でも結局わからない
・・・頭の中は混乱状態の自問自答だったが。。。
山口さんの口を見ずに自分に対する疑問が話されている部分だけ聞こえたのは不思議な気がする。
先生は車イスの候補をあげた。
- 腰の痛みがなく、姿勢よく座れる手動車イス。(先生お勧めメーカー。残念なことに電動のレンタルはない。高価な電動には、自分でリクライニング調整ができるものがある。ブレーキも自分で解除できるものも。)家族が車イスを動かさねばならない。
- 新型電動車イス。姿勢よく座れるが、腰の痛み出る。
- 旧型電動車イス。痛みはないが、よい姿勢で座りづらい?
- リクライニング電動車イス。姿勢確認の記憶がないが、多分姿勢よく座れるはず。体の痛み出る。
旧型電動車イスの背もたれが沈み込むような形状であると指摘。板と背もたれクッションを背中に入れた。そして肘のせに板を渡すと字を書きたくなる姿勢の良さになった。

しかししばらくすると腰が痛くなったが、板など引き抜くと痛みは消えた。車イスからくる痛みは、座り慣れていない背もたれの形とか角度などだったようだ。良い姿勢のそれに慣れるため、日常板などを背中に入れることになった。
でも・・・。候補1が身体には一番負担がなく感じたのだが。
退院5か月後にはじめて夫に外に連れていってもらうのが投票なんて・・
出不精というか面倒くさがりというか。。。
投票所へ行ったらまず受付に行きますが、今回ははじめて代理投票をお願いしたいので、相談という所へ行った。夫が私の事情をを話すと、1人の選挙管理委員の方が投票用紙の代筆と、投票箱へ入れてくれた。1か所設置されている点字投票用紙記載場所で、ポメラに入力しておいたものを見て代筆していただいた。車イスで記入するのにちょうどよい高さの記入場所だった。記入後や投票箱に入れる前などに確認してくれるので安心だった。
天気はよかったけど、やっぱり寒かった彡(-_-;)彡
今も乗り慣れているのは、オーダーメイドリクライニング電動車イス完成まで乗る予定だった車イス。完成してよろこんで乗ったが体のあちこちが痛くなり体に合わなくなっていた。自分の体が退院して急に車イスに乗ってばかりの生活で変化したらしいと思っていた。今回のリハビリで、どうやら悪い座り方=寝そべって座る座り方に完全に慣れてしまっていたことがよくわかった。 先生は後ろからお尻とお尻に近い背たれにつく部分を手で触り、今どちらを触っているか質問したが、最初よくわからなかった。 先生がいすに座って触っている個所を示してくださったときも、お尻はここ、と指さしている部分は足に思えていたのである。
今も若干座っているときのお尻の位置は、完全にわかっていないかんじはある。 膝の上は太もも、その上がお尻・・・股関節とはどうなってるのか。 とりあえず体重をお尻で支えるとき(先生がお尻だと触った位置)はわかった。最初思っていたお尻はずっと背もたれの方(左図の青の近く)だろうという気がしていたのだが。 先生がお尻の場所を触っているときは背中から入れた手は、股をこえるのではと感じていた。
今このブログを書いているときも、お尻は体重を受け止めてはいない。 先生が予想としておっしゃっていたように、膝関節も股関節は放散反応にあると思う。 今回のリハでは放散反応にないとどうなるか、体験できたことは意味があっただろうと思っている。 それは先生に膝関節と股関節が屈折させて座らせてもらうと実現できていた。 先生に「足が落ち着いているとかんじない?」と言われ、確かに膝関節も股関節も放散反応は出ていないせいか、硬直っぽくしていなくてまたぶらぶらした動きもなく、膝関節と股関節は車イスの形に沿って自然に曲がっているように見えた。 この状態を自ら作り出せないので、自分ですべきことを先生に聞くと、意識することだとおっしゃった。
この日リハを終えると、お尻のあたりにそれまでなかった硬い組織ができあがったように、帰りのタクシーでは腰がすごく安定していた。 しかし自宅に着き、食事をはじめると、また膝関節と股関節の放散反応が起きたようで、腰の安定感もなくなってしまった。 このとき、「確かに食べることに集中して意識できなかったのだろう・・・」と思った。 私は食事や歯磨きなど舌を動かすと足が動いたり落着かなくなりベルトなしでは車イスに乗っていられなくなる。 今は食事は口のマヒがあるので、こぼさないよう鏡とにらめっこ状態。これと座り方も意識する。 少しずつ慣らすことができるのだろうか。難しそう・・・