BEAR ATTACKS 感想文 2

BEAR ATTACKS 1 はほとんどが事例紹介です。

クマに遭遇した時の事例がほとんどでしたが、
考察　に述べるべき文章が必ず添付されていました。

なかでも、具体的な食料の保存方法やアメリカにいるブラックベアとグリズリーの違いは実例で詳しく解説しています。

BEAR ATTACKS 2 では１で示した実例を元に、科学的な考察がなされています。

結論からいうと・・・
クマの個性や、状況によって遭遇したときの対応が異なるということ
それと
最も重要なことは

クマと人間の距離を保つこと

なのかもしれません。


美味しいものをもとめるのは　人間もクマも一緒です。
しかし手軽にもとめられる美味しい食料を手にしたとき
クマは人間との距離を縮めます。
クマが人に慣れてしまい　その美味しいものが、危険を伴わないと解れば、クマはどんどん人間の領域に入ってくるのです。

ですから
クマ出没地域では　

生ゴミの管理をしっかりする

ことが第一条件であるといっていました。

ここ　北海道でも　やっとクマと人を隔てるための条例ができそうです。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0062442.html
これで　やっと　野生生物の保護管理　が少し進んだような気がします。