UENOUTAのお絵描きとかブログ

 お絵描きや小説、YouTubeとかの報告とかしていきます。

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第三十四話part2

2025-02-04 23:46:13 | 日記
『くけけけけけけけけけけ!!』
「うぅ……」
「小頭ちゃん!」
 
 早速ピンチに陥ってる。訪れたのはある団地。市営団地というのか、同じような建物に番号が振ってあって、そこに沢山の世帯が住んでるような……そんな場所。そこにとても強力な妖気が漂ってる――と、育代と鬼女がいった。
 なのでそこを目指したわけだけど……いきなり問題が起こったのだ。それは団地に近づいたとき、小頭以外がはじかれてしまった。それはどうやら団地を半円状に囲うような何がかあって、それが鬼達や育代をはじいたのだ。
 
「え? 何?」
 
 空飛ぶ自転車に乗ってた小頭だけがその団地の敷地に足を踏み入れてた。振り返って何が起きたのか確認した小頭の耳元で不気味な声が聞こえた。
 
『くけけけけ、いらっしゃーーーい』
 
 ゾクリと心臓が握り潰されるかのような恐怖が小頭を襲った。そして次の瞬間、ガシャン――と自転車はアスファルトに落ちてた。そして当の小頭はというと……小学一年生が被るような黄色い帽子をかぶった子供に捕まってた。
 でもそれは……唯の子供な訳がない。だってここは強い妖気が溢れてる。そこに現れた子供? 怪しくないわけない。それに……
 
「ぐっ……やめ……」
 
 ギリギリとお腹が圧迫される感覚が小頭にはあった。見た目的には子供は小頭よりも小さい。それなのに、お腹でも二か所くらいが閉められてるように感じる。見た目的には小さいのに流石に中学生である小頭のお腹をそんなに低学年の身長の子が閉められるか? といえばおかしい。
 
『お姉ちゃんあそぼ。僕とも遊ぼうよ』
 
 そんな言葉を楽しそうに言う黄色い帽子の子供。そしてまるで持ち上げられるかのように、体を上にやられた。空が広く見えるような恰好だけど、小頭にはそんな事を思ってる場合じゃない。
 むしろ更に苦しくなっていく。
 
(この子……なんなの?)
 
 視線を黄色い帽子の子供の方にやると、その腕がニョロニョロと伸びてて更にはその帽子の下の顔、それはまるで影が落ちたように黒くて白い穴のような洞に三日月のような口が開いてた。
 妖怪……なんていう妖怪なのかはわからないが、やばい奴に捕まったと小頭は思った。
 
「ひゃっ!?」
 
 いきなりブォン! ――と小頭の体か勢いよく揺れた。何が起こってるのか小頭自身にはわからない。
 
「やめてえええええええええええええええええええ!!」
 
 そんな育代の声が響く。それだけは聞こえてた。そして小頭は――「あ、これダメな奴だ」――と地面に向かう中思ってた。
 

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 171

2025-02-04 23:38:05 | 日記
 この文面的に、私の体にも何か……それこそ共振の影響があるんだよね? どうしよう……行きなり私の体に変化があったら? いや、待てよ……
 
(変化?)
 
 私は自分のつつましやかな部分を見る。私は自分のこの体にほぼ満足してる。ほぼ完璧な体だと思う。余計な脂肪は全くといってないし、整った顔は神の造形物と言えるほどだ。まつ毛とかもとても長い。全身をくまなく見てもほくろ一つ、シミ一つない。髪の毛はサラサラで細くて手触りがとてもいい。アホみたいに長いのが厄介ではあるが……でもそれも髪の毛の美しさを際立たせてるといっていい。
 そんな私の体の唯一の不満。100に到達しない原因……それは……
 
「まさかここに変化が……」
 
 私は自身の胸の所に両手をもっていく。今の私の胸は自分のこの小さな手にもすっぽりと納まるくらいである。B……いや寄せてあげればCはある……と言い張る。実際測り方なんてしらないからよくわかんないが……それでも巨乳とは言えない。それだけは……いえない。
 でも……もしかしたらこの『共振』の影響で私の体にもなにかの変化が起こるとしたら……ありえなくもないのではないだろうか? 
 
「もしかしたらこんな風に……」
 
 私は自身の今のおっぱいから手を離して求めるサイズを示す。今は下を見たらなんの抵抗もなく水面が見える。でも下を見ても足元が見えないとか……そんな不便さ……ちょっと憧れる。腹でそんな事に成ったら、女として終わりだけど、胸なら誇りだろう。
 
「ここが度胸の示し時……か」
 
 私はそんな事を一人呟いて許可を上げた。だってちょっと楽しみになったんだ。さてさて、私の胸はDEF? それともはたまたHくらいに成ったりして? 私の自分の変化が楽しみで仕方ない。
 
(そういえば、ユア・ユグドラシルにはプチュオクミっていないのかな?)
 
 私はそんなことをちょっと思った。だってなんかユグドラシルシステムを安定的に? それかちゃんと動かす? 為には私というかプチュオクミが必要なんではないだろうか? だからこそ、私はここに縛り付けられてる……と思ってる。
 だってそうじゃないとプチュオクミの存在価値って何? ってなる。ユア・ユグドラシルはそもそもがかなり初期のユグドラシルシステムみたいだけど……プチュオクミという存在なしで稼働してるのだろうか?
 
「うぐっ!?」
 
 何かいきなり私の左腕が勝手に真横にピーンと伸びた。そして痛い。これは一体? 共振の影響? ちょっと待ってよ……おっぱいじゃないじゃん。