この文面的に、私の体にも何か……それこそ共振の影響があるんだよね? どうしよう……行きなり私の体に変化があったら? いや、待てよ……
(変化?)
私は自分のつつましやかな部分を見る。私は自分のこの体にほぼ満足してる。ほぼ完璧な体だと思う。余計な脂肪は全くといってないし、整った顔は神の造形物と言えるほどだ。まつ毛とかもとても長い。全身をくまなく見てもほくろ一つ、シミ一つない。髪の毛はサラサラで細くて手触りがとてもいい。アホみたいに長いのが厄介ではあるが……でもそれも髪の毛の美しさを際立たせてるといっていい。
そんな私の体の唯一の不満。100に到達しない原因……それは……
「まさかここに変化が……」
私は自身の胸の所に両手をもっていく。今の私の胸は自分のこの小さな手にもすっぽりと納まるくらいである。B……いや寄せてあげればCはある……と言い張る。実際測り方なんてしらないからよくわかんないが……それでも巨乳とは言えない。それだけは……いえない。
でも……もしかしたらこの『共振』の影響で私の体にもなにかの変化が起こるとしたら……ありえなくもないのではないだろうか?
「もしかしたらこんな風に……」
私は自身の今のおっぱいから手を離して求めるサイズを示す。今は下を見たらなんの抵抗もなく水面が見える。でも下を見ても足元が見えないとか……そんな不便さ……ちょっと憧れる。腹でそんな事に成ったら、女として終わりだけど、胸なら誇りだろう。
「ここが度胸の示し時……か」
私はそんな事を一人呟いて許可を上げた。だってちょっと楽しみになったんだ。さてさて、私の胸はDEF? それともはたまたHくらいに成ったりして? 私の自分の変化が楽しみで仕方ない。
(そういえば、ユア・ユグドラシルにはプチュオクミっていないのかな?)
私はそんなことをちょっと思った。だってなんかユグドラシルシステムを安定的に? それかちゃんと動かす? 為には私というかプチュオクミが必要なんではないだろうか? だからこそ、私はここに縛り付けられてる……と思ってる。
だってそうじゃないとプチュオクミの存在価値って何? ってなる。ユア・ユグドラシルはそもそもがかなり初期のユグドラシルシステムみたいだけど……プチュオクミという存在なしで稼働してるのだろうか?
「うぐっ!?」
何かいきなり私の左腕が勝手に真横にピーンと伸びた。そして痛い。これは一体? 共振の影響? ちょっと待ってよ……おっぱいじゃないじゃん。
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