「お願いしますポニさん」
ミレナパウスさんがそんなことをいってる。ポニ子にさん付けって……ちょっとおかしい。だってポニ子は呆けてる顔してるからね。まあ何を考えてるかわかんない顔ってことだ。
ポニ子は「任せろ!」というように胸を「ポニポニ」と叩いてる。そしてポニ子は「ぽーーーーにーーーーー」といって飛んだ。ポニ子は高く飛んだつもりだろう。実際、そこに天井という物がなかったらきっとポニ子でも格好良かっただろう。
けど……ポニ子はペチャ! と天井にぶつかってスライムのように平べったくなった。
「ぽ、ポニ子さん!」
そんな風にびっくりするミレナパウスさん。そしてそのままだらーんと伸び切ってミレナパウスさんにたれていく。そのしたにはミレナパウスさんがいて……そのまま彼女にみずみずしいポニ子がたれていく。
「あっ……う……」
ポニ子は冷たいのか、そんな声を出して反応してるミレナパウスさん。私はそっとその様子を録画しておいた。まあけどいつまでもそんな風にやってたら、いつまでもポニ子アーマーは完成しない。
それに勇者も艶めかしいミレナパウスさんには困ってたんだろう。ミレナパウスさんは前の世界の服のままで、その格好は聖女らしく清楚だ。白い布が輝かしい布地の服。けどなんかやたら体にぴっちりとしてる。
きっと協会の奴らの趣味が入ってると思われる。まあそれでも、普段は清楚さのほうが勝ってるから別にいいと思ってる。けど……ね。なんかポニ子の体の破片がペチャペチャとたれてミレナパウスさんにかかってると……なんかやらしさが勝っちゃうんだよね。
「ポニ子、ダメージなんてないだろう」
そんな風に忠告すると、ポニ子は「ポニ!」――と何もなかったのかのように天井から普段の顔を見せた。そしてそのままミレナパウスさんに大きく足を開いておちていく。
「きゃ!?」
思わず体をこわばらせるミレナパウスさん。そのまま落ちていくポニ子はその短い足を目一杯開いてたから、まるで……そうまるで肛門からミレナパウスさんが入っていくように観えた。
うん……もうポニ子も開き直ってたんだろうけど……今のは狙ってただろう。私はポニ子がわかんないよ。
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