きれいな造形

2012-10-16 19:03:06 | 魂と心の成長
先日、かりんを拾ってきました。

子供っていろんなものを拾ってきますよね。石とか、貝殻とか、虫とか。

大人はいつから拾わなくなるのでしょう…?

実は大人も拾ったほうがいいのではないでしょうかね(笑)?



近所を散歩しているとちょっとした場所に花が咲いていたり、きれいな空に思いがけず出合ったり、ちょっとしたステキなこと、に出合います。

そう世界は”見方次第で美しい”。美しいものは大抵探して良く見ないと見つからないものです。ボーっと歩いていたら日本の場合、ちぐはぐで手入れをサボられた、醜い町並みにゲンナリするのが関の山です。

こないだから写真でチャネルを作っていて気がついたのですが、自分で撮った美しい写真と言うのは、プロのカメラマンが取ったものよりかなり癒されます。

見たときの感情の記憶みたいなものが残っていて、見るとその感情の状態にすぐに入れるのですね。

なので最近はしょっちゅう山の写真を眺めています。

思えば、供物というもの、美しいモノを祭壇に並べる、というのは、その効果があるのかもしれません。

ある種の気持ちに自動的に自分を連れて行ってくれるもの… 子供たちがきれいな石だとか拾ってくるのもきっと同じですね。そのときの幸せな想い、想念がそれに詰まっていること…

何かを崇めるのではなく、あるメンタルな状態に入るために見る何か…そういうものを一つ生活に取り入れるととても気分が良くすごすことが出来ます。何しろ見るだけで気分がいいのですから…

グッドデザインに人々が大枚を叩くのも同じ理由からでしょうね。その造形がもたらしてくれる気分…感情に価値がある。

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