♪ 風 の 行 く 先 ♪ 

おしゃべりな風のスケッチNOTE

The Zone of interest

2024-05-29 17:04:50 | Weblog
封切り前から これは劇場でと決めていました
少し待てば 何でもネットで手軽に見ることができるから
しばらくぶりの 映画館での映画
あえて 予告などを見ずに 予備知識を入れず

プロローグは 濃いグレーの無地画面
文字も映像も無し!
不穏な音楽? 音?が 何分も流れて
しばらくすると 鳥のさえずりが聞こえてきて
ようやく 森の映像が映し出され
川遊びしている家族
映画「関心領域」



固定されたカメラが まるでドキュメンタリーのように
淡々と 一家の日常を捉えていく
黒い犬が駆け回る 手入れされた庭園
プールで遊ぶ 子供達
脚色を出来るだけ排していても
排しているから なお
音響と映像の行間から 伝わってくるものが
何とも重い 苦しい 作品!
絶えず バックに聞こえる機械音のような低い音

そんな中
若者がつまんでいる ポップコーンの匂いがしてきて
これは映画なんだと 現実に引き戻してくれる
邪魔でも有り 救いにもなり

エンディングの映像も 胸に強く響くものでした
しばらくは 音楽も頭に充満して〜

数日経っても まだまだ 離れない音響と余韻
見せないで 感じさせる力
効果的な音で 引き出す恐怖
感覚を通じて訴えてくる
映画の表現力の素晴らしさ
とっても怖くて 辛い映画だけど
  是非 もう一度見たくなりました 

運動会

2024-05-28 20:05:03 | Weblog

照らず 降らず
運動会日和 朝から見に行ってきました
1大イベントだから  生徒も先生も父兄も張り切っています
リレーは全員参加
早い子も遅い子も ハンデのある子も
ぬいぐるみを抱きしめて走る子
先生と走る子
勝つための順番も 生徒たちで決める
青緑チーム 対 赤桃チーム
所属は六年間変わらないから
どの種目も熱が入って
GAK 練習の成果 砂煙
別の競技では 転んでしまって悔しくて泣く
皆が駆け寄って慰める
そんな場面を見ることができたのも良かったです



騎馬戦
崩れる馬を 3人の先生が身を投げ出して受ける
選手も応援も 白熱
勝敗に異議があれば
協議して 納得がいくまで検証
いたって民主的
特に騎馬戦では 協議で何回も中断



先生も父兄も チーム色なんです
もちろん私も青色で行きました
新一年生は 六年生がフォロー


生徒顔負け 張り切る父兄の競技

 



緑の先生 緑の髪の男の子
チーム色に染めたり つけ毛をつけたり
教室のベランダは 応援の父兄で鈴なり



何でも有りです
体操着に書き込みの多いのは六年生



六年生には 最後の運動会
両チームのリーダーの挨拶
勝った方も 負けた方も 涙


プログラムが済んで 終わりの会
チームリーダーを労って
先生方が 生徒を胴上げ
歓声が沸く


和気あいあい
どの行事も 生徒主体だから
作戦を練って チーム力の大切さも学び
 勝って喜び 負けて悔しがり
来年に向けて 新たな誓い
来年も 絶対見に行くからね〜

曇りのち晴れ

2024-05-25 17:15:36 | Weblog
なんだか 凄く悲しい日もある
曇りのお天気 低気圧のせい?
でも  予定があるから 出かけなくちゃ
小学校の友人のコンサートへ


卒業以来 コンスタントに集まっていた仲間
コロナで途切れて 久しぶり
まず食べてからネ!
隠れ家的なお店を予約したのは Y君



常連だった数人が だいぶ減ってしまったけど
集まれる時 会いましょうって
お声をかけてくれます



こんな歳になっても
皆小学生の時のままのキャラ
きっちり 会計担当 Tちゃん
これほど長く 集まれるのは
マメなW君のおかげ
ずっと 合唱を続けてきた真面目なYちゃん
グループラインに 論文の一部を貼り付けてくるU君
何年経っても 遠慮のない仲



お腹を満たした後は
目的の演奏会へ
バラエティに富んだ プログラムで
何よりも 皆楽しそう!
団の雰囲気が 舞台から伝わって
アップテンポの曲に合わせて 手拍子
そうしているうちに
熱くなった手の平の間から 
憂鬱な気分なんて いつの間に消えていって
合唱って 良いわ!
皆に会っておしゃべり出来たから もあるけど
ホールに響く歌声と手拍子で スッキリ晴れ晴れ

多摩川

2024-05-20 20:09:10 | Weblog
車の6ケ月点検で車を預け
待ち時間有り
そうだ 川まで歩こう!
夏のような日差しの中 歩き始めたら
陸橋の上から お宮参りの御一家



NAAの時を思い出す
代わる代わる大事そうに抱っこして 
微笑ましい光景



幹線道路から 土手沿いの道へ
多摩川にかかる 渋滞しがちな 橋
並行して走る 電車の 橋
本を読んでだったり ウトウトしてだったり
通学時に 思わず渡ってしまった 橋
鉄橋を渡る車輪のゴトゴト音で 
乗り過ごしに気がついて
何回引き返したことか
又 もっと小さい時
コリーのBONを連れて
土手を散歩 5本松で一休み
尻尾に草の実が沢山ついて
家に入る前に ブラッシングの大仕事
小学校の友人たち数人と 
遠くまで遊びに行ったこと
川沿いは どこまで行っても迷うこと無し

土手沿いの道は 違う風が吹いていて
忘れていた 川の匂いと土手の草の匂い
川の辺りには 川の風が吹いているんです
頬に触れる感覚も しばらく忘れていました


川 沼 池 湖 海
確かに 水には特別な効果が有るような
川まで歩いてみたことで
懐かしい 川の風の感覚を
BONと一緒に思い出しました

没入体験

2024-05-12 10:52:58 | Weblog
伸ばしていた予定が 今日になり
寒い雨空も ゆっくり回復
公園抜けると 見えてきました


2回 電車を乗り換えて
MさんとSさんとお喋りしてると 降り損ないそう
着く頃には青空 風が冷たい
まず 令和神社にお参りして
形代(かたしろ)に名前を書いて
お作法読んで 写真右下に流してお祓い


朝までの雨が嘘みたい
圧倒的な重量感のミュージアムが
青空にまさに そびえて立っています


「没入型 360度体感型デジタルアート」
のワードに惹かれ
お出かけリストに追加
以前はNAAと来たことが有り
今回電車で 若いお二人と
混まないうちに まず レストランへ


3人共 企画に合わせた コラボメニューにしてみる
サラダに続いて出てきた グラスの中は パスタ!
大きなお皿の方には 3種のタパス(前菜だって)
珍しさも 美味しく頂きました
お腹が整ったら いよいよです
1100㎡ 以上の巨大空間
「体感型デジタルアート劇場」へ!





音楽と映像 ダリの作品に包まれます
座って 立って 寝転んで(Sさん)
丁寧に編集されたダリを体感
光と音と色 を浴びる!



デジタルアートの作者はイタリアの方
ダリの特性を魅力的に表現



舞台や 宝飾品 建築まで手がけた
稀有な才能を あらためて鑑賞することができました
次! 階を移動して
エディットタウン ブックストリート


スペインからタイムスリップしたような空間
ジャンル分けした本を 自由に手に取って
読むことができます
近くにあったら 時間があったら
ずっと過ごしていたい と Mさん
そこを抜けると
本棚劇場



照明が落ちて プロジェクションマッピング


スマホでは収まりきれない 本の量と高さ
一生懸命撮っていた私をMさんが いつの間にか


何度見ても圧巻です
凄かったねーっと 興奮を冷ましに
水盤の見える カフェへ



ここも揃って 気の合う3人
さつまいものブラマンジュと コーヒー
水面を眺めながらの一休み
ミュージアムショップにも寄って
すっかり夕方 帰らなくっちゃ
公園の緑を抜けて
没入から〜 現実へ〜