冬季休業中
2025年は4月中旬から営業開始予定です。
ランチ 11:30~13:30 L.O 14:00 close
予約不可・グループ不可(原則4名様まで。乳幼児含め5名様まで)
ディナー 18:00~19:00 LO 20:00 close
ご予約優先・グループ不可(原則4名様まで。乳幼児含めて5名様までです。)
定休日 毎週 水・木 第三火曜日
オステリア白樺はイタリア料理のお店です。
ですので、最初はイタリア料理の形式にのっとってメニュー作りをしていました。
【以前のメニュー構成】
Anti(前菜)-Primo(パスタなど)-secondo(メイン)-Dolce(デザート)
それぞれに3~7種類程度のメニューがあります。
前菜とパスタ、どちらか一皿(あるいは両方)と、メイン一皿、デザート一皿の合計三皿でちょうどになる、普通のイタリア料理のメニュー構成でした。
ところが、こういったスタイルはあまり一般的ではなかったようで、「ご注文の仕方」を説明する場面が多々ありました。
お客様にいちいち説明しなければならないメニューは良いメニューとは言えません。
また、ピッツァに力を入れ始めたこともあり、ここ数年、メニュー構成を変則的にしております。
【ここ数年のメニュー構成】
◎お好きな料理だけチョイスして食べられる、アラカルトのメニュー。
例えば、サラダはシェアして、それぞれピッツァ、パスタを注文する、
Antiをおつまみにして、お酒を楽しんでから、〆にパスタを食べる、など。
◎定額で、お好きなものをチョイスできる、コースのメニュー(プリフィックス・スタイル)。
例えば、お二人のためのコースに、お子様の分をアラカルトから追加する、など。
変更にともなって、料理のボリュームも加減いたしました。
結果的に、お客様にとって選びやすく、楽しいメニューになったようです。
【ご予算について】
お客様のお腹具合は、推し量るしかないのですが、
普通の大人の方で、2.000円~3.000円で、ご満足いただけると思います。
もちろん、一品だけお召し上がりになるお客様も歓迎しています。
※ご夕食は、御予約のお客様を優先しています。
冬季は基本的に休業していますので必ずご予約下さい。
ご予約はこちら、もしくはお電話0266-68-2856で。
車山高原近隣の宿もご紹介しています。(予約代行はできません。)
力強い味のカルボナーラ
自家製のパンチェッタ、卵黄、グラナパダーノ。
クリーム系のパスタと良く言われますが、もともとはクリームをほとんど入れません。
食べるのにも体力がいりそうな力強い味付けです。
最近、私の体力が落ちたせいか、少し生クリームを入れてマイルドな味にしています。
卵の生臭さが消える一瞬の塩加減を逃さずに仕上げます。
ねっとりとパスタにまとわりつくソース、口いっぱいに素材の味が広がります。
もしかするとお客様が今まで食べてきたカルボナーラとはまったく違うかもしれません。
「イタリアで食べた味だ」とよく言われるお皿ですが
好き・嫌いも分かれるお皿でしょう。
興味のある方はぜひ一度、挑戦してみて下さい。
もっちりしたじゃがいものお団子
↑写真はかぼちゃのニョッキを作っているところ。できあがり写真がありませんが、
今のメニューはじゃがいものニョッキです。
かわいらしい語感のニョッキ。もとは「指の関節」という意味です。
女性に特に人気です。「指の関節」くらいの大きさで、食べやすいパスタです。
イタリアでは「木曜日はニョッキを食べる」という習慣が残っているそうです。
茹で加減が大事なパスタ。手作りニョッキを作ったけど、溶けちゃった、
という経験をお持ちの方も多いはず。
ニョッキはけっこう食べごたえのあるパスタです。
他のパスタと同じだけ盛ると、とても食べ切れない。
ですので、一皿の量を加減してあります。
他のパスタと同時に運んでいくと「あれ、少ない?」と感じられるかもしれません。
北イタリアから広まったパスタらしく、クリーム系にあわせるのが特においしい。
中でも素直な味の、ゴルゴンゾーラ風味のクリームソースが相性抜群です。
そうそう、春には「ふきのとう」のクリームソースにあわせたこともありました。
春先には、苦みのあるものをおいしく感じます。
信州ビーナスラインでニョッキを食べたくなったら
オステリア白樺
にんにくと唐辛子のおいしいスパゲッティ
私の好きなペペロンチーノは
①余分な具が入っていないこと
②きれいに乳化して、油っぽくないこと
③唐辛子の辛みはのどがスッとする程度であること
④パスタをかむと小麦の甘みが感じられる塩加減・茹で加減であること
これに、パルメザンでない、粉チーズをかけて食べると、ちょっとたまりません。
おいしいペペロンチーノ、あるようでなかなかないようです。
実は現在、ペペロンチーノはメニューには載せていません。
昔からのお客様に頼まれた時にだけ作っています。
そんな特別なパスタではないのですが、シンプルなだけに、全ての素材が
良い状態で、手が空いていないと、なかなか出来なかったりします。
ペペロンチーノを好きな方も多いと思いますので、常にメニューに載せられる
ようできたら良いなと思います。お楽しみに。
韃靼ソバの香りと食感が楽しいパスタ
そばを練りこんであるパスタはたまに見かけますが、
そばの香りを前面に出したパスタは珍しいと思います。
どんなパスタか、説明するのが難しいのですが、
召し上がったお客様から
「まさに、そばの香りのスパゲッティだね」と好評でした。
毎年、秋口の定番メニューでしたが、しばらくころっと忘れていました。
単純そうにみえて、実はおいしく作るのが難しい。
たっぷりのパルミジャーノかグラナパダーノを添えて。
セージの香り高いフレッシュなスパゲッティ
玄人受けしたメニューです。
自家製のパンチェッタとフレッシュトマト、黒オリーブ。セージの香りにつつまれて
とても好きな味です。
不思議なおいしさで、どこにでもあるような、でもどこにもない、イタリアを感じるパスタです。
やはり、あまりオーダーが出なくて長らく待機中です。
好きなパスタなので、ネーミングを変えて復活させたいと画策中です。
こちらも季節的には初夏からのメニューでしょうか。
クリーム系のパスタがおいしい、と口コミで書いていただいたりするのですが、
実はオイル系のメニューも豊富なんですよ。
セージの香り豊かなパスタは
高原の小さなイタリア料理店オステリア白樺
山の幸と海の幸のスパゲッティ
具だくさんのパスタが好きな人が多いようです。
モンテマーレは当店には珍しく具の多いパスタ料理です。
あさりのブロードが全体をそつなくまとめる、あっさりした風味のパスタです。
おいしくないわけがない、組み合わせ。
プチトマトのおいしい季節だけお出しするメニューのつもりでしたが、
企画の関係で今年は一年中メニューに載っています。
初夏においしい、パスタだと思います。
オープン以来の定番
毎年一度。レンゲツツジのいい時期に来られるお客様がおられます。
「これこれ、この味」このスパゲッティを楽しみにして下さっています。
高原に点在する牧場をイメージしたオープン以来の人気のパスタです。
長野のテレビにちょっと出演しています。
ベシャメッラを使わず、ご注文ごと、生クリームを煮詰めて作る優しい味です。
クリーム系のソースはふと目のパスタ、というのがイタリア料理の常識のようですが、
そうでもないようです。
意外なことに年配の男性に人気があります。
うずらをまるごと楽しめるピアットウニコ
うずらからとったブロード、香ばしく焼いたうずら
サフラン、少しのエスプレッソの風味、お米型のパスタ。
おいしい意欲作でしたが、オーダーがほとんど入らず
今は作っていません。
コースの一品にあれば、喜んでいただけるのでしょうが、メニューから
選ぶとなると保守的になりがちのようです。
キャベツの甘みがおいしいパスタ
「アンチョビが苦手」といわれるお客様は結構おられます。
しょっぱい、生臭い、という印象があるようです。
お好きな方にはたまらないのですが。
アンチョビキャベツ、という名前ではありますがこの料理の
主役はキャベツとパスタ。
それぞれの甘みを引き出す役割のアンチョビは縁の下の力持ちです。
均等に味が回るよう、アンチョビはじっくり溶かして香ばしく香りがたつまで
炒めます。
シンプルだけど、ファンの多い一皿です。
春キャベツの時期は、また格別です。