今日、午前中、親知らずを抜きました。
歯は、問題なく抜けたのですが、
血を止めるためにガーゼを、かんでもらっていた
時に、突然患者さんが手を上げました。
急に気分が悪くなったとのこと、
すぐに、楽な姿勢をとってもらい、血圧、脈拍、
血中酸素飽和度をチェック、
各数値が下がってきているため、酸素吸入等も考えました。
しかし、幸いなことに、間もなく状態は、良くなり
それと共に計測値も、正常値にもどり、
帰りには、普通に元気になっていました。
どうやら、血を飲んでしまい、ガーゼを
かんでいたので、うまく呼吸が出来なかったのが
原因だったようです。
歯科治療中に、このようなケースは、稀に起こり
えます。大事なのは、迅速に対応することと、全身状態を
すぐに把握することです。
したがって、自動血圧計やパルスオキシメーターは、
絶対必要な設備だと思います。
歯を診て、体を診ずでは危険なのです。