今日は雨だった。
七年前は、曇ってた。覚えている。
山に、前の日に亡くなった愛猫を埋めに行って、小鳥が、どこにも一羽も居ないことに驚いたっけ。
あの日の山の空気は、変だった。目に見えない糸を張り巡らしたような、というか、なんだか怖かったのを奇妙に覚えてる。
そして、コーダを埋めて山を下りた最初の信号で停車してた最中に、グラグラ来た。
あたしの前のワゴン車は、まるで跳ねているみたいだった。
買い物品(コーダと離れがたくて購入し続けた猫餌とかもろもろ)で山積みの愛車は、その割には揺れなかったが、信号は消えていた。
しょうがないので、揺れが収まったのを見定めて、発車した。
その日は、情報が無いせいで、穏やかな夜だった。
テレビもストーブも使えない、長い長い停電。
寒かった。雪が降ってきてた。
そして、翌日もまた次の日も、ずっと降り続いた。停電は続いた。
星空が、これでもか!というくらい、美しかった。
あの、埋めに行ったときの無駄な買い物が無かったら、猫たちは飢えていただろうと思うと、コーダに守られたと考えてしまう。
店という店の棚から、品物が消えた。ガソリンも灯油も、どこにも無くなった。
車のナビは、すっかり狂っていて、使い物にならなかった。
パンも牛乳も、近隣のどこにも無かった。
畑は雪に覆われて、備蓄野菜も底をつく、三月だった。
郡部は陸の孤島と化した。
今夜も、あの日のように、雪がちらついてきている。
でも、ストーブは燃えているし、猫たちは膝に寄り掛かったりして、そこここにくつろいでいる。
ご飯は食べられるし、ガソリンも灯油も手に入る。
テレビでは追悼番組を組んでて、まだ何も変わらない場所も映し出している。
ボイラーが点けられるから、お風呂にも入れるし、トイレの水も流せて、ウォシュレットも使えている。
日常である、ということのありがたみを、そういう形で知ってしまったことが、少し悲しく。
この記憶は、いつか薄れるのだろうか。
七年前は、曇ってた。覚えている。
山に、前の日に亡くなった愛猫を埋めに行って、小鳥が、どこにも一羽も居ないことに驚いたっけ。
あの日の山の空気は、変だった。目に見えない糸を張り巡らしたような、というか、なんだか怖かったのを奇妙に覚えてる。
そして、コーダを埋めて山を下りた最初の信号で停車してた最中に、グラグラ来た。
あたしの前のワゴン車は、まるで跳ねているみたいだった。
買い物品(コーダと離れがたくて購入し続けた猫餌とかもろもろ)で山積みの愛車は、その割には揺れなかったが、信号は消えていた。
しょうがないので、揺れが収まったのを見定めて、発車した。
その日は、情報が無いせいで、穏やかな夜だった。
テレビもストーブも使えない、長い長い停電。
寒かった。雪が降ってきてた。
そして、翌日もまた次の日も、ずっと降り続いた。停電は続いた。
星空が、これでもか!というくらい、美しかった。
あの、埋めに行ったときの無駄な買い物が無かったら、猫たちは飢えていただろうと思うと、コーダに守られたと考えてしまう。
店という店の棚から、品物が消えた。ガソリンも灯油も、どこにも無くなった。
車のナビは、すっかり狂っていて、使い物にならなかった。
パンも牛乳も、近隣のどこにも無かった。
畑は雪に覆われて、備蓄野菜も底をつく、三月だった。
郡部は陸の孤島と化した。
今夜も、あの日のように、雪がちらついてきている。
でも、ストーブは燃えているし、猫たちは膝に寄り掛かったりして、そこここにくつろいでいる。
ご飯は食べられるし、ガソリンも灯油も手に入る。
テレビでは追悼番組を組んでて、まだ何も変わらない場所も映し出している。
ボイラーが点けられるから、お風呂にも入れるし、トイレの水も流せて、ウォシュレットも使えている。
日常である、ということのありがたみを、そういう形で知ってしまったことが、少し悲しく。
この記憶は、いつか薄れるのだろうか。
当時、そちらは相当揺れたのですねー。
亡くなった愛猫さんが守ってくれたのですね(#^.^#)
あの時、ホント物資が無い所は
全然無かったですものね。
しかもペットは二の次三の次。
病気の動物はどうなったんだろうって
心配になったり。
そんなことを言おうものなら
「人間より動物の命を心配するのか」と
極端な言葉が飛んできたり。
同じくらい、大切な命なんだけどな。
2016年の地震の時に
被災した人たちですら
「俺たち、感覚が薄れたのかな」って
昨日のテレビで仰ってました。
薄れて正解なのかも、と彼らを見て思いました。
でないと、当時の恐怖や悲しみで
生きていくことすら出来なくなる。
薄れることは、悪いことではないと思います。
消えたわけではないのだから。
また新しい1年の始まりですね~。
北海道でも各地で地震や洪水の被害はありますが
大規模な災害に遭われた方々の本当の思いは
遭った方にしかわからないこと。
当たり前と思っていた日常がこんなにも有難かったことだったのかと識る
幸いワタシは災害に遭ったことがないので
到底被災された方の気持ちを共有することはできないでしょう。
事実はリセットできない
なくなったものをそれ以前と同じものには再現できない
日々の暮らしの中で新たにたくさんの『引き出し』が生まれ
たくさんの記憶が詰め込まれて悲しかった記憶が
すぐには見つけられないようになるかもしれない
でも、引き出しは確かにあって。
その引き出しよりも開けたくなる心があたたかくなるような
そんな引き出しをどうしたらたくさんの方に作っていただけるかを
ひとりひとりが考えていかなければならないんだと思います。
言いたいことがうまくまとまらずすみません( ノД`)
こっちも結構凄かったんだけどさー
地面は波打ってるわ、電柱は右に左に揺れてるわで、家に歩けない母親と猫ズじゃん~
銀行の帰り、スーパー寄った途端だよー
転がってる商品避けて買って、慌てて自転車こいだっけ~
まあ帰ったら、荷物は落ちてたものの、みんな無事~
大津波は、テレビを見て吃驚さ!
毎日毎日、生活にも色々あるから、つい忘れがちだけど、教訓として覚えておかなきゃな ……
福島とかの野菜を買うことしか協力出来てないけど、はやく全てが復興して欲しいね!
こっちは、20°C越えしたよー
で、土曜には、また下がるんだってー
なんか、アンバランスだよねー (T_T)
寒い時は寒気がしてたけど、暖かくなったら頭? 首? が重~い!
落ち着いた温度になって欲しいねー♪
そっちも、気をつけてねー (^○^)
実は、地震の後と同じように、ひっそりと生きてみました。
猫の部屋はともかく、自分の寝室やら居間には、ストーブをつけない、とか。
でも、七年前と違って、すぐに暖かくなって、ね^^;;
辛抱したのは一日半くらい、だった、という。
あんまり意味がなかったかな?という、なんとも間抜けな話で。
しかも、その二日三日の間に、さまざまな出来事が目白押しで。
あぁ、世の中から置いて行かれる、っての、こういうことね、と。変な実感を持ちました。
そうなのですよね、物資が届くのに、ばらつきがあったみたいでしたよね。
でも、道路が崩れたり、さまざまあって。あたしも親戚を探しに海沿いを走りましたけど、もう瓦礫の山でね、車なんか通れやしなかったです。
はい、一回、ただ戻り(目的地にたどり着けず、なんの役にも立たず、無意味に戻ったこと)してます。
細々と物資が届き始めてからも、長いこと、猫の餌は一家族一袋限定で。本気で大変でした。
人間の食べ物だって、ね、そういうあんばいで。
隣のお姉さん(あたしより年上だからね、おばあさんでは失礼だろう、と。孫、いますけど)も、一人暮らしで、
でも、それこそ息子さんは都会に行っててね、あたしが車で一時間以上かけて出て、そこからさらに三時間探し回って買ってきた牛乳とパンなどを、おすそ分けしたら
涙ぐんで喜んでいただけたし、かえって恐縮したけど、そういう気持ちになってたんだよね、みんな。
できることはしよう。
そうすることで、自分も力をもらえてた。
海辺の小さな商店のおばさんがね、まったく知らないお店だったから、申し訳なくてこそこそ買いに行ったんだけど、快く普通値段で食料を売ってくださって、ね。
あんな時だから、多少高くても買わないと、と覚悟してたんだけど、もう、感涙。大げさでなく、本気で嬉し泣き。でした。
そんくらい、飢えてた。あのときは。
だから、隣におすそ分け。そういう気持ちに、なった。
日頃の付き合いはまったくなかったんだけどね、実は^^;;
ほら、北国ってさ、雪の騒ぎで、いろいろあるから。。。さ。屋根に穴をあけられた、とか、その他もろもろ。
何かあった時ってさ、人間、優しくなれるもんだよね。不思議だけど。同類意識?
薄れるのかなぁ、って書いたのは、ね。実は、要らなく鮮明に覚えて居過ぎてて。ちと、その。。。もごもご。^^;;
あんな災害は、千年に一度っちゅうけども、もう、いらない気がするよね。
まぁ、地球に間借りしてる身だからさ、人類は。
そこら、仕方ないのかもしれないけども。粛々と生きなければ、なのかなぁ。。。。って、悲しい。
うまく言えない、なんて、無い、無い!
しみじみと、ありがたくて。
経験が無い方が、絶対に、いいです!!
でも、下手にというか、あたしみたいに生半可に経験するとね、無事だったこと、のうのうと生きていること、に、罪悪感が湧いて、そのころは本当につらかったです。
半年後に、水害罹災(床上浸水)して、翌年もさらに罹災して。何かの罰なのか?と、思ったりもしましたよ。
今も時々、胸の底がちくちく、します。気が小さい、のでしょうねぇ^^;;
開けたくなるような引き出し、たくさん、作りたいですね^^ 本当に、ね。
身内で、津波に連れてかれて亡くなったのも居るし、同級生も関連死したし、でも、みんながそうだから、泣くしかできなかった。
その時生まれたお子は、小学校に上がる年だよね。
水をかぶるとね、じわじわと、床下から腐るの。
修理したと思ってても、ね、柱とか土台とか、ぼろぼろに、なってくるの。
うちわけかなぁ、って思ってたら、特集番組で、罹災した方が、柱がすっかり虫に食われて空っぽになってる、って、見せてくれてたっけよ。
あぁ、おんなじだ、って見たよ、テレビ。
報道もされてたみたいだけどね、何日かは電気が来てなくて、なんにもわかんなくて、さ。
中央もかなり揺れたり大変だったんだって?ってのも、後から知った。
わが身の足下のことで大慌てだったもんで、お見舞いもできず、ごめんなさい。
もう、この先は災害とか、無くてほしいよね。ね。
あったかくなったね、まだ花が咲くとかまではいかないけど、雪はあらかた融けたよ^^♪
雪かきが無くなって、本気で嬉しい。
鳶ちゃん、花粉症なんだっけ?これから大変だね^^;;負けずに過ごされますように。
暖かくなると重くなる、のかぁ、首とか。
あたしは、温かくなるとね、作業着を一枚脱ぐから、3キロは軽くなる♪ポケットに爪切りとか缶切りとか櫛とか、いろんな猫グッズ入れて歩いてるからさ。
という、変なあんばい^^;;