1冊目
「なんでコンテンツにカネを払うのさ?」岡田斗司夫・福井健策
・夫がクリエイターなので、著作権に興味があった。なぜ、著作権があるのか?作家の財産を守り、次の作品を作れるようにするため・・と思っていた。
でも、著作権がなくてもそれが保証されるのなら、著作権て必要か?
夫は、フリーのものを探しまくる。
自分がされたらどうよ?と思ったが、いや、むしろ当事者でさえ作品にカネを払いたくない世の中なのか?
ネット時代に、通信料や使用料で作家にお金が落ちる仕組み、あるいは、岡田さんの会社のようにサブスクで情報や作品を受け取る仕組み。など、目からうろこのアイディアだった。
2冊目
「「いいひと」戦略」岡田斗司夫
・そういえば、最近の芸能人ていい人が多いな。そうでないと生き残れないのか?
いい人だと人生楽しいということ。自分はそんなことできないと思っていたが、「いやな人になる努力」をやめるだけでいいという提案。
なるほど、これも目から鱗の納得。この「いやな人努力」に、「改善点を見つけて提案する。」というのがあった。
はははっ!やってるし、やられてるわ!
なんでむかっとするのかが理解できた。
3冊目
「北関東幼女連続殺人事件」清水 潔
・事件記者が連続殺人だと推理し、免罪をはらして釈放させ、真犯人を突き止め、情報を警察に流している・・という衝撃的な内容。
しかし、警察は動かない。
作者の希望は、「真犯人の逮捕」それだけ。地道に聞き込みして、関係者の信頼を得て話を聞き出し、真犯人にせまる。
免罪を晴らすことが目的ではなく、真犯人を野放しにしておけないから動く・・という強い柱がこの人にはある。
別の書籍で、清水さんの写真を見たが、切れ者というよりは、まじめなおじさんという感じだった。