out-low blog-muzik junkie-version.2

Bassist・菊池“out-low”智弘の不定期わいわいBlog。

浅い。

2010-12-06 | Weblog
何てこった。

前の記事で、

“誰だか忘れたけどレイ・ヴォーンを彷彿させるギターソロに酔い”

と書いたギタリスト、何とまぁスティーブ・ミラーでした。

スティーブ・ミラーと言ったらレイ・ヴォーンより先輩ですわ(笑)ブルースのカヴァーアルバムを出したみたいで、ラジオで聴いたのはオーティス・ラッシュのカヴァー。所謂モダン・シカゴ・ブルース。三連シャッフルなソロが、モロにレイ・ヴォーンのそれと被った訳です。浅はかなり、俺…。

ってかレイ・ヴォーンの地元テキサスやん!!とか思うけど、ブルースってのは脈々と受け継がれるモンなんです。特に極上のブルースソングってのは、地域や人種の壁さえも越えてきたのだなぁと。


で、さっそく購入。熱が冷めないうちに、ね。





もうね、どうしても思い出せないし、わずかに覚えてたキーワードで検索してもそれらしいモンは出ないしで…にっちもさっちもいかなくなったからNHKにメールして聞いたよ(笑)

したら30分もしないうちに、ON AIRした全曲分のリストを返信してくれた。やるねぇNHK。

でも全曲分て…アルバムタイトルの『Bingo!』を見て「これだ!!」ってわかったけど、全く覚えてなかったら逆に苦戦してた気がする(笑)

ともあれこの喜びはたまらんね。久々に満たされた感が。ほぼ全曲で豪快に弾いてるし、ブルースだけど黒っぽくないPOPな仕上がり。ゲストにジョー・サトリアーニ参加と言う思わぬ収穫もあったし。早くもお気に入りの1枚になりそうな予感。

あ、レイ・ヴォーンの実兄のジミー・ヴォーンのカヴァーも3曲収録されてます。レイ・ヴォーンの派手さとは違う、シンプルで深く、味わいのあるジミー・ヴォーンの方をカヴァーしたってのも、個人的にはウハウハです。

突っ込み所はトータルタイムで30分弱と言う短さ。それでSHM-CDの\2,800て!!(笑)しかもアルバム2枚分のカヴァー集が完成されてて、来年またリリースされるんだと…





2枚組で出せよ!!


みたいな(笑)

まずまず。