いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

96歳の鉄人アマ棋士、3度癌から生還

2015-01-23 18:51:05 | 日記
時々行く将棋道場に、96歳のライバルがいる。
3段同士でしのぎを削っている。
第二次大戦終戦時は、軍隊にいて、兵曹長であった。
今まで、3種のがんにかかるも、いずれも生還。
喉頭がんのときは、6か月抗がん剤を打ち続けても、髪も抜けなかったそうである。
体が頑健で、腕も丸太のように太い。
道場には、バイクで通っている。
長寿の秘訣には、精神的な要因があると思う。
感謝の気持ちを忘れない人で、仲間内でも、人気がある。
棋風は、羽生型で、何でも指す。
時に、勝ち将棋は鬼のごとくなる。
友達同士で、時々カラオケに行く。道場から3分のところにカラオケスタジオができたのだ。
この鉄人、カラオケに行くたびに歌がうまくなってきた。
進歩しているのだ。
つまりは、これも生涯学習で、96歳になっても上達する、ということの見本なのである。
最長不倒距離は、どこまで伸びるのだろうか。
100歳までは大丈夫、というのが、もっぱらの評判である。