いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

憲法を考えるときの基本書

2018-09-12 18:36:56 | 憲法
自民党の総裁選を機に、憲法改正問題が、
議論されるようになった。
筆者がどう考えているかはともかくとして、
国民のひとりひとりが、この問題に関心を持つことが求められることは
だれも否定できないだろう。
しかし、何はともあれ、憲法とはどのようなものか、知らなければ、
話は進まない。

参考書として、2冊取り上げてみる。
1冊目は、「憲法と平和を問い直す」長谷部恭男著。
啓蒙書として、適切である。
2冊目は、「憲法第6版」芦部信喜著。
これは、経済学においてはケインズの理論を知らなくては
話にならないくらい、
憲法学にとっての重要な本で、司法試験の参考書としても
使われる。

日本は法治国家であり、
法律に基づいた政治がされる。
その法律の基準が憲法であり、
日本国民は、日本国憲法をよく理解する必要がある。

ネットやテレビ、新聞の知識に振り回されず、
キチンと自分の意見を形成するには、自ら学んでおくことが
必須である。
しっかり、資料を読み込んでおきたい。