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いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

上手な生きかたのコツ~日野原重明さんの知恵②~

2018-09-18 20:03:02 | 健康
104歳まで現役医師であった日野原重明さんの残したことばを、
箴言風にまとめてみました。

〇環境の変化を読む熟練したかじとりは、医師ではなく、
 あなたのことを一番よく知っているあなたがとるべきだということを忘れないでください。

〇健康は常に変わらない状態をいうのではなく、個々人にその対応が任された
 応用自在なものであるべきです。

〇健康であることと内的に健康感をもっていることは別なのです。

〇老いとは衰弱ではなく、成熟です。

上手な生きかたのコツ~日野原重明さんの知恵①~

2018-09-18 18:08:08 | 健康
最近、亡くなられましたが、
104歳まで現役医師として活躍された
日野原重明さんが言われたことは,
現代を生きるわたしたちが耳を傾けるに値します。
深い基礎医学の知識や研究と、4000人の患者を診てきた経験から、
医学だけではない、様々な知恵が育まれました。

まず、きりのない願望があなたをしあわせから遠ざけます。

順風満帆な生活をしているかに見える人が、
深い悩みや苦しみをかかえていたりします。
日野原重明さんの前で、
成功していて、さまざまなものをもっているにかかわらず、、
「私ほどの不幸者はない」
と結ぶ。
そこで、日野原重明さんは言います。
「あなたの苦しみは、どん底の苦しみの10分の1くらいでしかないでしょう」
と、彼が出会った多くの患者さんの例を話します。
いろいろと語り合ううち、患者さんは、
自分が不幸のかたまりではないのだと悟るそうです。
人は、えてして自分の不幸には過敏になるものです。
きりのない願望は、人を不幸にします。

では、しあわせとは?
日野原重明さんは、
アウシュビッツ強制収容所で過酷な境遇に耐えた、
ユダヤ人医師フランクルのことばを語ります。


「しあわせはけっして目標ではないし、目標であってはならないし、
さらに目標であることもできません。それは結果にすぎないのです。」

そのことを前提に考えなけらばならないということですね。