いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

対局日誌~その53~

2019-02-03 20:35:03 | 対局日誌


善行将棋サークルにて4局。

1局目。
Bさん。
相居飛車となり、
棒銀対腰掛銀の展開になった。
序盤で相手にミスが出て、
大差に。
そのまま
中盤でBさん投了。

2局目。
Mさん。
四間飛車で対抗するも、
次々に繰り出される妙手に、
たびたび投了したくなる、という局面。
どうも、今日の力は、彼が上、
と思ったが、
終盤詰め損ねた相手に
頓死筋があり、
決まった。

3局目。
Yさん。
有利な序盤、
慎重な中盤で、
勝ちは間違いない、
と確信。
ところが、
終盤、
王手飛車をかけられ、
それまでの努力は
ふいになった。

4局目。
相手はOさん。
相横歩取りから、
必勝の局面を迎えるも、
わたしにポカがでて、
せっかく抑え込んだ飛車を捌かれ、
1手違いで敗局。

これで、善行では6勝4敗。
降級しない、昇級する、
という目標に向けて一直線。





透き通るような手~肉欲を超えて~

2019-02-03 20:03:27 | 健康


美しい手を持った人というのは、いるものだ。
電車の中にせよ、
レストランの中にせよ、
本屋のカウンターにせよ、
思わずみとれてしまう。

肉欲ではない。
ただ、美しさ、みずみずしさに
心打たれるのである。

神の造詣ではないかと思えるほどに。

その人の人生や年齢において、
手は重要な意味を持つ。

生まれつきの美しさは最上だが、
仕事やたしなみのゆえに磨かれた手であるなら、
拝みたいような気分になる。

美しい手。
永遠の憧れ。

共同体に属するということ~掟と絆~罪の赦し

2019-02-03 19:46:02 | 人生


人はみな、
ある共同体に属している。

家族
職場
学校
宗教団体
趣味の団体

なにかのきずながなければ、
その人の存在の基本が
おびやかされる。

それぞれに、
掟があり、
決まりがあり、
しきたりがある。

いいことばかりではない。

いいことばかり言うなら、
いかがわしい新興宗教、
と言われても仕方がない。
バランスがとれているべきなのである。

そのかぎりにおいて、
人は、罪の赦しにあずかることができる。

わたしも団体に所属しているが、
いいことがたくさんある一方、
決まったルールを守り、
厳しさにも耐える。

ただ、罪を強調し、無理やり服従させる団体ではない。
やさしさと赦しに恵まれた集団である。

この両面を備えていない、
あるいは
この2つのバランスがとれていない団体は、
健全ではないと思うのである。

掟と赦しは、車の両輪である。



サバンナ、象のうんこ、だるい、せつない、こわい、さみしい

2019-02-03 19:27:53 | 人生


サバンナ、象、うんこ、だるい、せつない、こわい、さみしい

これだけ聞いて、あきれる人もおられるかもしれない。
これが、
高名な歌人の代表作のひとつなのである。

サバンナの象のうんこよ聞いてくれ だるいせつないこわいさみしい
                           穂村弘・作

なんだこれは。
上の句は汚物。
下の句は甘ったれの子どもの泣き言。
おとなげない。

そう思われる方があるのは、しかたがないが、
今のわたしは、これを批判できない気がする。
発表されたときは、
評価が分かれ、
賛否両論がふきあれた。

美しい歌をつくるのは立派なことである。
愚痴は短歌で言うものではない。

しかし、
美しい歌の言葉の羅列を聴いても、
なんとなく物悲しいことはある。

人生の
今の
ありようを
もったいぶらずに表現する歌が
あってもいいではないか。

ぶつくさ、このような文句を並べつつ、
今日も過ごしている。







その人は、まるごと評価される

2019-02-03 19:13:38 | 人生


人の評価というのは、相対的なものだ。
性格、
実績、
病気
障害、
人間関係、
仕事、
親、
子ども

などなど、基準は多い。
そして、評価する主体も異なる。

障害があるから、
病気だから、
と特別視してはもらえない。
そうした負の遺産は、
すべて、
自分が自らかぶるべきものだ。
それらの総体的なものを、
さらけ出すほかない。

だから、
厳しい。

世間の目は、
あなどれない。
ウソはつけない。

そうしたなかで、
なんとか世間と折り合いをつけながら、
わたしたちは暮らしている。

世間からの評価は
そうですか、
と一応認めるほかはないのだ。

そのうえで、
「自分はこう思う」
ということを主張する。
これがルールというものだろう。