大学の通信教育課程で学ぶ意義はあるのか。
それを論ずるには、
簡単に私の学歴を説明しておかなければならないだろう。
わたしは、大学には2つ通い、
大学院は博士課程前期を修了した。
1つめの大学は
知育尊重で、偏差値は、極めて高い。
法学部。
通学課程で学んだ。
2つめの大学は、
知育もさることながら、
労働、芸術教育にも大きな特徴を持つ。
偏差値はあまり高くない。
文学部教育学科。
通信教育課程で学んだ。
どちらにも長所はあるのだが、
どちらかといえば、
2つ目の大学の方が好きなのである。
通信教育課程で学士号をとった後、
修士課程に進み、
修了後は、母校の教員となった。
通信教育課程では、働きながら学んだ。
勤労学生である。
学生は、ほとんど勤労学生であった。
この体験から、「大学通信教育課程で学ぶことは大いに意味がある」
という意見を持っている。
異見のある方は、それなりの理由があるのだろうから、
その意見も尊重する。
人それぞれである。
さて、
通信教育課程で学ぶことの第1の意義は、
多様な学生が存在するということ。
大学院博士課程修了の知的レベルの高い(人格が優れているかどうかは別であるが)から、
「ちょっと勉強には失敗したなあ」
という方までレベルは多様である。
多くの、また、個性的な学生と机を並べることができる。
年齢も、18~85歳と、多様である。
第2は、学費が安いこと。
これも大きな魅力となる。
通学課程と通信教育課程では、20対1、という大学もある。
それ以外にもいろいろあるのだけれど、
人生は長い。
少しずつ話したい。
今回は、ここまで。
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