将棋のプロ棋士にして哲学者である糸谷八段は、
将棋と人生を、
「戦術」と
「戦略」に分けて考えるという。
大阪大学大学院の修士課程を修了した哲学者であり、
将棋の最高峰順位戦A級に属する棋士であるから、
説得力がある。
個々の将棋については、
「戦術」を考える。
将棋人生そのものでは、
「戦略」を考える。
「戦略」は、人生や将棋を大局的に見て対応する、ということである。
「戦術」は、ひとつひとつの戦いで心理的、作戦的な側面に注目する。
今日の私の対局では、
「戦術」を考えた。
序盤での駆け引き、
心の動きを察しながらの指し手。
相手が、負けが込んで消極的になったときは、
1手の違いが命取りになる
棒銀戦法を用いた。
調子の悪いときは、
こういう戦術を使われて、
ボロボロになるのだが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます