続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

リアルにショボい。

2009-08-13 13:49:58 | 何だ夢か。

ある時私が道を歩いていると、道端に廃品回収に出された本が
積み重ねられて置いてある。

ふと見ると、
おお!「ガラスの仮面」愛蔵版!
何とそこには、私の愛するマンガであり度重なる転居に泣く泣く某古本屋へ
養子に出された「ガラスの仮面」が全巻捨てられていたのであった。
コレを見捨てては愛読者の名がすたる。売りに出した時点で、もうすたっているのだが。

両手一杯に抱えてみるも、何せ巻数がハンパないのでどうしても全部
持つ事が出来ない。
それでも何とか一冊でも多く。。。と奮闘して抱え込み、ボトボト落としつつ
歩いていると、今度は何やら道端に光るモノが落ちている。
おお!500円玉じゃん!
そこには、道端に落ちているのは滅多にお目にかかれないレアなヤツ、
500円玉がきらめいて落ちていた。
マンガ本を抱えたまま、必死に拾う私。
その拍子にもボトッとマンガ本がこぼれ落ちる。

ホクホクしつつまた歩いていくと、
ハッ、また落ちてる!
またもや500円玉が落ちているではないか。
マンガ本を犠牲にしつつまた拾うと、少し離れた所にまた500円玉が。
拾うとまた少し先に500円玉。

そんな調子で拾い拾い進み、拾った枚数を数えて
すごい!5000円もある!
と鼻息荒く喜ぶ私の背後に怪しい人影が。。。

ハッと振り向くと、そこには私に襲い掛からんとする悪党数人が。
5000円とマンガを守る為、その数人を力ずくで打ちのめし
「思い知ったか!」
と逃げて行く後ろ姿に叫ぶ私であった。。。
















という夢を見た。
ハッと目を覚まし「何とショボい夢よ」と寝起きから脱力。
夢なのだから、せめて100万円の札束とか大きく出てもいいものなのに。
夢の中くらいソレぐらい欲張ったってバチは当たるまい。
それが500円玉10枚だなんてリアル過ぎるよ。
そんなショボくれたリアルさはいりません。夢なんだから。
しかも捨てられたマンガを必死に持ち帰ろうとしているし、夢の中でも
しっかり意地汚い自分にもとほほだ。

この夢の内容を旦那に報告したところ、メガネを外し目頭を押さえ
「何もそんなスズメ獲りのワナみたいなのに引っかからなくても。。。」
と嘆いておりました。
私的には、スズメというよりカレーに釣られて敵に捕まっちゃう戦隊モノの
黄色いヤツ、という認識です。

夢の中までリアルにショボい私ですが、眠って見る方も現実で抱く方も
もっとビッグな夢を見たいと願っております。夢くらい遠慮なくいこうぜ。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿