続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

4.炊飯器で、「さつまいもとりんごのケーキ」。

2009-12-22 14:37:30 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
先日は、座布団レベルのバナナドームケーキを焼いてしまい
ちょっとばかり凹んだ私。

前回の痛手にも懲りずに、また挑戦してみたので報告。
本日は、「あり合わせの物で作る」というテーマに則って作る事にした。
わざわざ食材を買ってきて失敗すると、ダメージがそりゃあでかいのだ。
冷蔵庫の中にある物だったら、まだあきらめもつこうというものである。

さて、我家にある物はこんな感じ。

・1個40円で安売りしていたりんご2個
・大学芋を作るつもりで買った大きめサツマイモ2本
・常備の非常食、ホットケーキミックス
・卵
・パンに塗る為の安売りマーガリン
・いつまで経ってもなくならない砂糖

今回は、上記の材料で炊飯器ケーキを作ってみたいと思う。
前回が失敗に終わった原因とは、

1.牛乳の入れ過ぎで食感が変化した。
2.内釜に対し、生地の量が多過ぎた。
3.火の入れ過ぎで水分が飛んでしまった。

だと思われるので、以下の対策を講じて焼く事にした。

1.マーガリンで油分をプラスし、しっとりした食感にする。
2.牛乳と粉を減らし、代わりに卵を増量する。
3.余熱を考慮して、早めに炊飯器から外す。

私にとって、炊飯器クッキングは火の入れ加減が難しい。
オーブンと違って、表面の焼き色で判断しづらいのだ。
今回はその点も注意し、焼き上げなくてはならない。

材料は全て目分量で作った。大体これくらい?


【さつまいもとりんごの炊飯器ケーキ】

・ サツマイモ 1本
・ りんご 1個
・ マーガリン 120g
・ 砂糖 大さじ2~3
・ 牛乳 50cc
・ 卵 2個
・ ホットケーキミックス 100g



さあ、失敗を恐れずにレッツ!チャレンジ!

サツマイモをサイコロ状に切って入れ込むかマッシュして混ぜるか
迷ったのであるが、量が多いので残りをスイートポテトに流用しよう!と
マッシュに決定。

      さつまいもを潰す。  器具が無いので、地道に木べらで潰す私。

サツマイモを冷ます間にりんごをソテー。
水をちょっと入れつつ炒め、シナモンを投入。

   りんごを炒める。  残り1個は剥いてそのまま食べた。安いのにウマー!

マーガリンをクリーム状にして砂糖→卵→粉を投入。

      マーガリンに砂糖投入。       粉投入。    

更にサツマイモ投入。

   さつまいも投入。  固さを見て少しゆるめる為に牛乳を投入して、生地完成!

炊飯器の内釜に先程炒めたりんごを並べ、生地を流し入れる。
今回は固めなので、充分に空気を抜いてから炊飯器にセット。
うまく出来上がる事を祈りつつ、炊飯スイッチをオン。

一回目炊飯終了。
前回は早炊きモードを試したが、心情的に何となく不安なので
普通炊飯にした。
表面は焼き色がついておらず、生地の色のまま。
箸を中央に差してみると、ほんの少し生地がついてくる。

思わずいつもの癖で再度炊飯をオンにしたが、
油分を加えた事と失敗からの教訓を思い出し、そこで止めておく事に。

焼きあがった熱々を皿にあけて粗熱を取る。

            焼き上がり!   ジャーン。

飾りの意味もあって内釜の底に敷いたりんごだったが、
ケーキが冷めていくとどうしてもりんごとケーキ部分に
隙間が出来てしまうので、見た目が残念な感じになってしまった。
そこはご愛嬌と思うべきだろうか。

冷めてから食べようと思っていたが、
旦那がどうしても今食べたい!と頑張るので熱々を試食してみた。

       さつまいもとりんごのケーキ2      さつまいもとりんごのケーキ


。。。おお、あったかくてもいける!
ほかほかのケーキは、サツマイモがほんのり甘くて口当たりしっとり。
更にりんごがいい仕事してます。甘酸っぱくてジューシー。
多めに入れたマーガリンの風味もふわんとする。

当初の目的であった「しっとりとした口当たり」が実現されたので
今回は成功と言ってもいいのではないか?という結論に至った
私達夫婦であった。

結局旦那は、一人で八割がた食べてしまった。
しかも冷めない内に半分も。
ヤツはこの手の物が好きなのだろうか?
一緒に暮らしていても、相手の好みはなかなか知り尽くす事は出来ない
。。。と思った事である。

さて、次回への課題は

・りんごを飾りも兼ねてキレイに入れ込む方法を考える。
・サツマイモは多少形が残っていた方が美味いようなので、
 完全に潰さないようにする。

といったところか。
バナナケーキのトラウマが激しかったので、
今回リベンジ出来て本当に良かった。
秋の味覚も堪能出来たし、何しろ原価が激安だ。
その内また作るのもいいかもしれない。。。と思う私であった。

次の新たなチャレンジにと狙っているのは、
「炊飯器でパンを焼く」
である。
パンは仕事で焼いた事はあるが、当然炊飯器で焼いた経験は無い。
実は本当にちゃんと焼けるのか半信半疑だったりする。
そんな訳で、ぜひ試してみたいと思っているのだ。
我家には作業台スペースが無いので、まずそこから調達しなければ。
日ごろのストレスを込めてバンバン捏ねるのである。
挑戦した暁には、またこの場で報告したい。
炊飯器最高ー。



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