続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

6.炊飯器でパンを焼いてみた。

2009-12-22 14:41:24 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
最近ちょっとご無沙汰だった「炊飯器クッキング」。

本日、満を持して「炊飯器でパンを焼く」に挑戦してみた。
実を言えば、「本当に炊飯器で焼けるの~?」と半信半疑。

それなら、実際に試してみるのが一番。
先日仲良しちゃんより頂いた「パンを焼こう!」セットをフル活用し
立派なパンを焼いてみせようじゃないですか。

今回は最初という事もあり、簡単で失敗が無さそうという理由より
オーソドックスな白パンに挑戦。
パン作りは10年近くブランクがある。
しかも今回は「炊飯器で焼く」というイレギュラーなパターン。
果たして無事に食べられるレベルの物が出来るのだろうか。。。
とちょっと不安。

まずは材料の準備。
とは言え、我が家には計量用のはかりもカップもスプーンも無い。
更に、
「スプーンくらいは買ってこよう」
と思いつつすっかり忘れてしまった私。
まあいつもの事さ、と今回も目分量で臨む事に。
おおよその比率が合ってれば、端数なんかはノー問題、がモットーだ。
乙女座A型のイメージをくつがえすアバウトさで、
今回も頑張ろうと思う。

そんな訳で、米計量用のカップで計ってみた。

・強力粉 1と1/2 
・薄力粉 7分目位 
・牛乳 7分目位
・イースト、砂糖、塩、マーガリン 大体 
  
恐るべきドンブリ勘定である。
まあ、これ位でくよくよしていては先に進まないので
気にせず次の手順へ。


 材料準備。 計った(アバウト)。 混ぜます。 スタンバイOK!


温めた牛乳をイースト目掛けて注いで、木べらで混ぜる。
ドライイースト初体験。
今まで生イーストしか使用した事が無かったので
あまり入れ過ぎないように気をつけてみたが、
もし入れ過ぎだったらどうしよう。。。と早くもややビビり気味。
醗酵し過ぎたら、なんちゃってピザでも作ってお茶を濁そう。

ある程度まとまってきたので、
仲良しちゃんから頂いたゴージャスな捏ね台にてガシガシ捏ねる。
あまりに激し過ぎて、捏ね台を乗せていたちゃぶ台が大激震の為
急遽旦那が重石となる。

そうして捏ねる事しばし。。。
運動不足の為か、認めたくないが若さが減少した為か、
明らかに以前と比べて短時間でへたばってきた。
おかしい。昔はこんな事無かったのに。
それでも美味しいパンを食べる為、
「おいしくなあれ、おいしくなあれ」
と人面パンを焼く某ジジイのようにおまじないをブツブツ唱えつつ
頑張って捏ねる。

途中で室温に戻したマーガリン投入。
ちょうど残り少なくなっていたので、こそげ取って全部投入。
量は例の如く適当。あればあるだけ。
更に捏ねる事しばし。
そろそろ体力の限界が近づいてきたので、適当な所で切り上げて
前もって保温モードにしておいた炊飯器の内釜へ。


   頼んだよ。  何だか申し訳なさそうに佇むパン生地。居心地が悪そうである。


乾燥の度合いが良くわからないので、
念の為に湿らせたクッキングペーパーを被せてみた。
一次醗酵開始。
時間は、保温10分 → 保温を切ってそのまま20分。

時間だ。
ドキドキしつつ様子を見てみると、


   第一醗酵完了。  おお、無事に膨らんでる

とりあえず、ちゃんと膨らんでくれていたのでひと安心。
クッキングペーパーは余計だったようで、表面にひっつき邪魔だった。
次回からは無くても問題ないだろうと判断。

やわやわとした生地を丁重に捏ね台へ誘い、優しくガス抜き。
そして、以前宅配ピザを頼んだ際にサービスで貰った
パイカッターで切り分け。
アバウトな手順を正確に反映し、大きさバラバラのパン生地達。
そして醗酵。
二次醗酵は、保温10分。

   丸め完了。  次回はもう少し大きさを揃えよう。とほ。   

10分経過後、そのまま普通炊飯をセット。
後は炊飯器に任せる他無いのだが、
専門外のパンに対してきちんと炊き上がりの見極めが出来るのか
いささか不安。
しかし、ここは炊飯器を信じよう。
ヤツは優秀な炊飯器だ。
今までだってケーキをちゃんと焼き上げてくれたし。。。
と、きみまろの漫談と笑点を観ながら待つ事にする。

そして焼き上がりのお知らせ音が。
わくわくしつつ開けてみる。

  
     焼き上がり!    焼けた!


何とか無事に焼けたようである。
試しに一切れちぎって旦那と食べてみた。
おお、ちゃんとパンだ。驚きだ。


     皿に載せてみた。  断面。


内釜の形状と大きさ上、きちんと一個ずつの形ではないのだが
きちんと焼きあがっている。
食べてみると、食感は表面ふかふか、中はもちもち。
裏面は、きちんと焼き色が付いていた。

早速作っておいたシチューと一緒に試食。
味は淡白だが、小麦の味なのか噛み締めると甘味を感じる。
そんなこんなで、何とか無事にパンが焼けました。
炊飯器ってすげー!と再確認した今日であった。


     もちもち。   また挑戦予定。ビバ!手作りパン!






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