続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

突然、携帯からサイレン。(2010.9.29)

2011-03-26 14:48:46 | 日々のこと。

いやあ、ビックリした。

今日、初めて「緊急地震速報」を受け取ったのだ。
そばに置いていた携帯から突然サイレンが唸りだしたのには、大変ビビった。
それだけでも、実は小心者の私は心臓がバクバク状態であったのに、
携帯の画面表示を見て顔面蒼白に。

そこには(とにかく驚いたので、内容はうろ覚えであるが)

「 緊急地震速報  福島県で地震発生。揺れに備えてください 」

とのメッセージが出ているではないか。

ますますテンパった私は、
とりあえず寝ていた旦那を叩き起こしてテレビをつけるように言い、
「ああどうすればいいんだろう」とうろたえながらなぜか財布を手に持ち、
なぜかガスコンロの点火ツマミを確認し、窓を開け。。。とウロウロしまくった。

旦那がつけたテレビでは奇しくも速報と同じ内容を放送していて、
アナウンサーが
「到達まで時間がありません。揺れに備えてください」
なんて言っている。
どんだけでかいのが来るんだろう、風呂桶に水を溜めだした方がいいだろうか、
ああ弥七を守らねば!と物を整理しようと出した箱にすっぽり嵌まって
くつろいでいる弥七を見やった所で、
旦那が「何だ、大した震度じゃないよ」と画面を見ながら一言。

揺れに備えて体を固くしていた私、「へ?」と画面を見やると
大きい所でも震度4、こちら辺りは心配する程のものでもなかった。

とりあえず拍子抜けしたのであったが、今度は
「これ位の地震ならしょっちゅう起こっているのに、何で今回に限ってこんな騒ぎに?」
と心配になってきた。
もしかしたらこれは序章で、実はとてつもない揺れがこれから襲ってくるのかも!!
とビビりは最高潮。。。

だったのだが、幸いにも大事には至らなかったようだ。
ああ良かった。

それにしても、こんなの初めてで本当に驚いた。
と同時に、事前に警告されても出来る事は少ない。。。と言うよりも、
気が動転してしまってほぼ何も出来なかった事に危機感を覚えた。

我が家は倒れてくる恐れのある大きな家具は無いが、
大地震ともなればエアコンが外れて落ちるかもしれないし、
食器類も扉が開いて降り注ぐかもしれないし、色々と危険はある。

もっと日頃から災害時の備えについて意識していかねばならないな、
と反省した出来事であった。
そして、私の携帯がサイレンを鳴らしている時に旦那の携帯には
「auおこづかい」なんて呑気なメールが届いていたのには
互いの性格が表れている気がされて、ちょっとヘコーな気分になったのは内緒だ。
それにしてもビックリしたYO!


      すっぽり。 
                    いつでも平常心、箱入り黒猫。



※※ 後日記す。 ※※




この日記は昨年9月のものであるが、


まさか半年後にそのサイレンを頻繁に聞く状況になるとは予想だにしなかった。


人生とは、本当にいつ何があるかわからないものであるなあとしみじみ感じる今日この頃だ。


今後、このサイレンが役立つ機会が無いことを祈って。



2011.3.26







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