今日は不可解な出来事があった。
夕飯食材の買出しで購入した、とても新鮮で美味しそうな
長ネギ(3本)が消えたのである。
買い物カゴに入れ、会計を済ませ、ビニール袋へ詰めたのは確かに記憶にある。
しかしその先となると、帰る道々で
「帰ったらすぐにしなければ」
と心している用事があった為に、長ネギに気を配る余裕が無かったのである。
従って帰宅時に長ネギと共に無事に到着出来たのかハッキリと覚えていない。
では、どうして長ネギ失踪に気がついたのかというと
極めてマヌケな事に、味噌汁に使おうとして探した際に影も形も無かった事から
「もしや。。。失踪?!」
と初めて非常事態に気づいた次第である。
それまで全く気づかなかったのである。本当にマヌケだな。。。
長ネギ失踪理由として、一番自然で可能性が高いのは
・気づかない内に落としてしまった
というものだが、
いくら私がマヌケなうっかりさんであっても(そうである可能性は否定しないが)
三本一束の長ネギを落としたら気づくだろう。さすがに。
それに、そんな大振りなモノをスーパーの袋から
ボタッと落としながら歩いてゆくヤツを見かけたら
「落としましたよ」と声をかけるのが普通ではないか?
一応東京ではあるが、我が家の辺りは地元意識が強い土地柄の為
結構見知らぬ人と世間話をしたり親切を受けたりする。
そんなウッカリな女を見かけたら、声をかけると思うのである。
私ならそうする。
それとも、あまり考えたくない事ではあるが
危ないヤツと思われて、見てみぬフリをされたのであろうか。
だとしたら非常に悲しい。
人を信じられなくなりそうだ。
しかし、一番重要なのはその部分ではなく、
長ネギを落とした事に気づかなかった自分
である。
一体どんだけボーっとして歩いているのか、
オマエは一体どんだけ鈍感なのか、と自分の事ながら
古典的言い回しをもってすれば「小一時間問い詰めたい」くらいの体たらくである。
どうしてそんな事になったのか、自分でもよくわからない。
確かに昨今の私の物忘れの激しさは、一種目を見張るものがある。
それは認める。
以前は記憶力だけは自慢出来たのに、最近はめためたと衰えて
大して時間が経っていない事柄も思い出せない事すらある。
そしてオバちゃん化の特徴として、人物などの名前が出てこない。
「ほら、アレよ。何とかかんとかって女優いるじゃない?先週の昼ドラに出てた!」
というようなセリフに代表される
「全くかすりもしていないが、本人はヒントを出しているつもり」
状態になる事もしばしばだ。
だとしても、今回はちとひど過ぎる。
私は少なからずショックを受け落ち込んでしまった。
いくら特売だったとはいえ、長ネギ三本である。
それがあれば、どのくらいの味噌汁やおかずに活躍した事だろう。
更に、私に置いて行かれて道端に寂しく放置された長ネギ達を
想像すると不憫で、私の気持ちはどんどん沈んでいくのであった。
しかも悲劇はそれだけに留まらず、もう一つの衝撃な出来事を
用意して待ち構えていた。
きゅ、胡瓜が無い!
昨日付け合せに使って半分残っていたハズの胡瓜が、影も形も無いのである。
使ったのは昨日の夕方である。
今朝の朝食にも、もちろん使っていない。
これは一体。。。
私を陥れようとしている誰かがいる!
と被害妄想がスパークする私。
長ネギと胡瓜。。。
そんなものを奪って得をする存在の心当たりなど無い。
しかし、不可解な事が続くと疑心暗鬼にもなろうというものだ。
もしくは、一番恐れており考えたくない事であるが
私の記憶力がすごいスピードで著しく減退している
としか思えない。
もしかして若年性何とかかもしれない。。。
恐怖である。
あまりの怖さに、
DSの脳トレソフトを旦那に黙って購入してしまいそうなくらいである。あれやってみたい。
残暑の中でも、ヒヤリと背筋が寒くなる一件であった。
怖いよ~!
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