自分の内と外が一緒でないと、居心地が悪いものだ。
平気で嘘をつける人もいるけれど、
大抵の人は、嘘はつけない。
嘘をつくと、本来の自分ではないので気持ちが悪くなるからだ。
正直さとは、その人の持っている美徳だ。
けれど、元々人には備わっている能力と言えよう。
それをねじまげてまで、人は他人に嘘はつけない。
けれど、それを出せない時もある。
正直で生きたいけれど、それを素直に表に出せない時もあるのだ。
例えば、誰かに、むかついていたとしたらどうだろう。
その人に対し、怒りや悲しみ、嫌悪感、罪悪感を抱えていたとしたらどうか。
相手に対し、嫉妬を感じていたとしたら?
そんな時、他人に向かって、そんな感情は出せないだろう。
たいていの人がそれを押さえてしまうだろう。
となると、私たちは、自分の本音を押さえることになるので、
相手に対し、気分が悪くなる。
それは自分の問題なのに、あたかも相手が悪いかのように、
感じてしまうのだ。
相手に対する悪感情を、自分自身で受け止めることが出来なくなってしまう。
なんと、我々人間は、清く、純真な生き物なのだろう。
これほどまでに正直だとは・・・。
こういう時は、まずは、自分の感情を受け止めることからはじめよう。
一番いいのは、紙に書き出してみること。
こういうブログでもいいのではないだろうか。
そうして、思う存分、感情を吐き出したら、
紙なら破いて捨ててしまおう。
ブログなら、もう見る事はないだろう。
そうして、浄化してしまおう。
おっと、このgooブログなら、一年後には目の前に現れるけれど。
しかし、その時にはもう、一年前の自分を懐かしく、そして、愛おしく思うだろう。
そうすれば、もう私たちは、表裏一体。
いつもの、正直者に戻れるはずだ。
良くないのは、自分の感情に蓋をしてしまうこと。
そうして、こんな感情を抱いている自分は悪いのではないかと、
責めることだ。
罪悪感、自責の念・・・。
でも、これは普通のこと。
だから、自分にもこんな面があったのだと、
自分の感情を癒していこう。
悪いのは、そういうことを感じた自分ではなくて、
それを〝悪〟だと決めつけて、亡き者にしようとした
自分なのだから。
私は悪くない。
私のせいではない。
それは自然の流れなのだ、ということを肝に銘じて、
生きていきましょう。
どんどん楽になって、これからの人生を歩んでいきましょう。
☆それでは今日もよい一日を。
感謝します。