う〜ん、
分かってきたぞ!
彼女のパターン。
病気に逃げ込むタイプだね。
今まで物理的距離があったからわからなかったけれど、
再び出会ってみれば、そんな風になっていたんだね。
彼女とは幼馴染だから、気心しれていると勝手に思っていたけれど、離れて何十年も経つと、お互い過ごしてきた経験値がこれほどまでに違ってくるとは…。
素晴らしい方なのに、他人を拒絶するその態度に、おそらく周りの人達は辟易したのだろうな。
私もそうだけど。
そして、私を認めないというのは、やはり根本に嫉妬があるからだろう。
自分の事は認めて欲しいけれど、相手のことは認めないというね。
悲しいかな、人はそういうところがあるよね。
自分の事ばかり話して認めて欲しいと思うけれど、それが過ぎると今度は私の心の中までズカズカ入り込んで、私の気持ちを逆撫でする。
自分がここまで話したのだから、あなたもさらけ出さないとダメよ、というように
こちらの秘密を暴こうとする。
こちらが望んでもないのに、勝手に心の中へ入り込み、あなたはあーだね、こーだなと言ってくる。
心理戦じゃねーっつーのに。
やめてくれよ!
これでは、健全なお付き合いはできないよ。
父親の育て方が悪いというけれど、それなら、もう亡くなっているのだから、どんどん悪口を言えばいい。
拗らせたのは自分なんだから。
いつまでも親を恨んで生きているのは自分なんだから。
それは自分で責任取らなければいけないよ。
そうして、彼女を見ていくうちに、ああなってはダメだと思った。
私も今のこの痛みは、誰かへの恨みだと。
はっきり言うと、父への恨みだと。
だから、父への恨みとしばし向き合うことにします。
私を認めてくれなかった父へ。
だから、彼女のような人が現れて、私に諭しているんだろうな。
そう思った。
ああ、なってはならない。
だとしたら、私はどうやって父との葛藤を手放せるのか?
それには、父を超えなければならない。
父親という社会性を身につけて、きちんとこの地上で経済活動もこなしていかなければならない。
自分の足で歩く。
自分で稼ぐ。
この事が、私には大きな事だった。
だって、好きな事で飯は食えないと散々言われてきたのだから。
でも、本当は好きな事で飯は食えるんだ。
そんな人はたくさんいる。
なのに、私はこの言葉の呪いで今まで、羽ばたけなかったんだ。
これからはその父の呪縛から、自由になります。
私は好きな事で、たくさん、たくさん、お金を稼ぎます。
どんどん本を書いていきます。
そうしてお金持ちになります。
父の言っていた事が間違いだったと証明してみせます。
そうなります、
そうなりました。
ありがとうございました。
☆それでは今日も良い一日を。