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話が飛んでしまいましたが・・・、![]() アトピーと食事のことですが、こどもたちが生まれた今から20数年ほど前には自然食とか無添加食品とかは、あるにはありましたが、なかなか手近になくて、うわさを聞いて遠方まで自動車を走らせて買いに行ったことなどもありましたが、当時の自然食品は、はっきり言って「まずい」「おいしくなかった」。この頃は群馬大学がアトピー性皮膚炎について、熱心であったようで、関越を使って大学の周りにある自然食品のお店に通っていました。大豆を使わないしょうゆ、味噌。バーターや牛乳を使っていないパンなど、今考えると代用食といってもいいほどの代物でした。 ※そんなこともあって、また非常時のことも考えて・・・、 ※今度のお店(2000年11月28日オープン)には、生鮮食品を除いた一般食品の【自然食コーナー】も設けました。 ※野菜などは近所の農園から毎日売りに来てくれるのでとりあえず心配はないようです。 今の自然食品、無添加食品は、「おいしいですよね」。賞味期限は短いけど・・・。 パンカップ店主敬白 | |
◆ところで子育てと料理。 インスタント時代への反省・・・ | |
モノがあふれる豊かな時代に育った人達が母親となり、子育てに時間と手間を取られ、いらいらしているようです。テレビや雑誌のコマーシャルなどで、手を抜くこと、便利なこと、すべてをインスタントにすることが合理的であり、良いことだと吹き込まれて、ゆっくりと時間と手間をかけなければいけない育児に対して、気づかぬうちに拒否反応を起こしているのかもしれません。先日も上さんとの昼食タイムのことを「つぶやき」ましたが、今の子供の中には永久歯の生えてこない子がいるそうです。原因は育児拒否、DVなどにより虫歯があっても歯医者さんに行けない子供。やがて乳歯が抜けても大人の歯が生えてこないほどの状況に陥ってしまうのだそうです。こんなつぶやきをしましたら、結構歯医者さんからの「フォロー」がありました。 | |
母 その大きな愛に感謝をささげます。 | |
◆ところで超貧時代でも母は強かった。 | |
「粗食のすすめ」という本にこんなことが書いてあったか? 「母は強し。」昔は栄養状態も悪かったのに、一家に最低でも4人、多い家では8人兄弟なんていう家庭はざらであった。戦後になって「栄養学」とかを学校で教えられるようになったが、どこかが間違っていたような気がする。 日本にも戦後「産児制限」というのがあったようだ。 これが今の少子高齢時代に結びついているというのだから「自然」がいいのでしょうかね。 | |
◆ところで鉄欠乏時代がやってきた。 | |
(1990.5.7朝日新聞夕刊より) イロリの鉄なべを囲んだ昔の食事では、貧しいながらも鉄分欠乏貧血は少なかった。なべから鉄が溶け、自然に食べていた。今日の鉄欠乏時代を予測したかのように家政学の後藤たえさんは30年以上も前に、次のようなデータを発表されている。敬意を表したい。 食品原料の中の鉄の量と調理後の鉄量とを比べると◆鉄のかまで炊いたご飯は2倍、◆鉄なべで煮たもの2.5倍、◆鉄のフライパンで油炒めしたものは3.1倍。 なべから出た二価の鉄は、レバーにあるヘム鉄についで腸からの吸収がいい。二価鉄が酸化されて三価鉄になると、吸収もよくない。ビタミンCが貧血によいのは、鉄の酸化を防ぐ効果による。 それにしても、なべから出る鉄はごくわずか。本当にこのような効果があるのだろうか。 疑問はごもっともだが、現在は、食品や飲み水の環境がますます鉄欠乏の方向に進んでいる。鉄なべからの鉄も「食品」の一つとしてみたほうがいいのだ。 白米の鉄は、玄米の半分である。加工食品に鉄分が多いと色や味が悪くなるので、食品添加物の鉄封鎖材をつかう。これは鉄の吸収を悪くする。こんなこともあった。説明文の一部で「顔も白くなる」として怪しげに売り込んでいた食品を調べたら、鉄の吸収を抑える天然物質が多量に含まれていた。なるほど、貧血になれば、顔も白くなろう。 台所の近代化とともに、鉄欠乏時代がやってきた。物置に追放した本物の鉄なべ一つ、フライパンを一つ呼び戻したい。(元九州大学教授・食品研究者 稲神 馨) | |
◆鉄のフライパンが貧血を防ぎます。 |
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