夢のような夜
帰宅してから 一部始終をボケあに報告
一滴のお酒も入っていないのに 喋る 喋る
「ボケあ」は いつものように
聞いているんだか 眠っているんだか・・・
それでも 私は 気にしない
思う存分喋って 眠りについた
ぐ ぐ ぐるじい・・・
目を開けてみると
天井には
見覚えのないおじいさんが
不気味な笑いを浮かべて
私を見ている
・・・かと思ったら
気のせいだった
ちょっと びっくりした~?
冗談はさておき
とにかく のどが・・・
のどが ぐるじい・・・
耳の奥も 違和感あり
そうこうするうちに 空は少しずつ明るくなり
朝がやってきた
起きることが出来ない
Many ピ~ンチ
今日はレッスン 休めない
とにかく 病院へ・・
診察の結果 扁桃炎
5時間で治さなければ・・・
飲むんだ 早く
くすり くすり くすり~~っ
「3時までに
なんとか動けるようにしてください」
寝たきりの数時間を経て
私は ふらふらの酔っ払い状態でレッスン会場へ
滑り込み セーフ
妙な汗をかきながら
誰にも そのつらさを知られることなく
9時までのすべてのレッスンをやり遂げた
我ながら驚くのは
あんなにつらかったのに
レッスンになるとスイッチが入って
エネルギーがわいてくること
これぞ まさしく
プロ根性
すべてのレッスンを終えて ふと気がついた
完治
私にとって
生徒たちの頑張る姿を見ることが
何よりの特効薬なのかもしれない
それにしても
夢の世界の後に こんな地獄が待ってるのなら
もう 夢の世界への切符は
返却させて頂きます