話題のウォーキングダイナソーに行ってきた
会場周辺は大渋滞という噂を聞きつけ
5時間前から 周辺に到着し ショッピングしながら時間つぶし
昔懐かしいわたがしを作ってもらいました
チケットを大量に買いこんでいたため
私の母も誘って出かけたのだけど
うちの子たちの歩く速さについていけない母
少し歩いては 振り返る
「Many Many
まだ おばあちゃんが ついてきていないよ」
次男の声に振り返ると
遥か彼方をゆっくり歩いている母の姿
「お~~い ここよ ここ~ 早く~」
恥ずかしそうに笑いながら歩いてくる母をしばらく待つ
その速度の違いに 私は
先へ先へと急ぐ子供たち
と
のんびり ゆっくり歩く母との中間点を保つ事に
全神経を集中せねばならなかった
何度も 何度も これを繰り返しながら
ようやく会場入り
「ダイナソー」が「台無しぃ」になるほど
注:わらうところ
疲れがピーク
そんな母が一番行きたい場所は
ディズニーランド
ふたりの子供たちがまだベビーカーに乗る頃から
年に数回はインパしていた
そして そのベビーカーを押してくれる係が
私の母
今度は
ベビーカーに乗っていた子供たちが
私の母の車いすを押すことになるんだろうな
みんな誰でも年をとる
寂しいけれど
これだけは どうにも出来ない
久しぶりにつないだ母のその手は
すっかりおばあさんの手 そのものだった
認めたくはないけど
何度見かえしても
まぎれもなく 私の母の手・・・