先日 長男の高校の懇談に行ってきた
入学後 初の懇談、
珍しく 「ボケあ」と私のツーショットで・・・
高校生になるまで
「ボケあ」は学校行事には ノータッチ
もう 高校生なんだから ここからは
「ボケあ」にバトンタッチしようと
私から願い出たのだ
実は 長男の担任のお顔が かなり高度な 吉本系
入学式で学生たちの先頭に立って
体育館に入ってこられる姿を見たあの瞬間
わたしの中の「危険な区域」に すっぽりはまってしまった
・・・というのが真の事情である。
今にも 机の角にお尻をあてがって
「かい~~の~っ」
・・・と 腰を上下にすりすりされるのではないかと思うほど。
さて これで 誰に似ているか わかったらすごい
その担任との約束の時間
不意に笑ってしまったりしないよう
しっかり顔の筋肉を整えてから
「ボケあ」と共に 無事 教室へと入った
「いつもお世話になっております」
「あぁ、どうもどうも御苦労さまです」
「 かい~の~先生 」 は
座り心地のよさそうな椅子にデンと腰かけておられる
定番挨拶から始まり
やがて 「 かい~の~先生 」 は
机の上の 棒グラフを差し出した
「 かい~の~先生 」 は
その一番山の高い部分を指差しながら
「お子さんの成績は現在このあたりですねぇ」
「ぎょ 奇跡の5番以内」
ま、ま、まさか
うちの子に限って 絶対あり得ない
これは 夢か 幻か
疑いの目を向ける私の傍らで
「ボケあ」は ほくそ笑んでいる
確実にアチラの世界に行ってしまっている
「ボケあぁぁ~」だまされるんじゃないぞ~
私たちの遺伝子で
これだけは絶対にあり得ないから
目を覚ませ~「ボケあ~」
こっちの世界へ
早く
早く
帰ってくるんだぁぁぁ
「ボケあ」は確実に
「 かい~の~先生 」の言葉に
操られてしまった
つづく
この後の展開は 後編をお楽しみに