☆shining DAYS☆

どんだけ痛いタイトルであろうと、
それはもう呪うしかない、当時の私を

マラソンとコスプレ、変わったなぁ、私

“ぼく”とレモン

2015年10月04日 22時08分38秒 | 日記
【儚く消えゆく命の前で・・・】

こんばんは、トイレで踊る人です。

明日、10月5日はレモンの日でございます。

その由来は、1941年に出版された、『智恵子抄』(著:高村光太郎)に載っている、

妻・智恵子さんが亡くなる数時間前の姿を詠った「レモン哀歌」にちなんでいます。


「そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
 
 かなしく白いあかるい死の床で

 私の手からとつた一つのレモンを

 あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ」

※『智恵子抄』「レモン哀歌」より抜粋


青空文庫にて、『智恵子抄』を読むことができますので、

興味のある方は、ぜひご一読ください。



【レモンの味なんかするわけねぇよ!】

さて、レモンといえば「ファーストキスの味」にも例えられますよね。

おそらく、「レモンの酸っぱさと爽快さが、当時の若さ=フレッシュ」ということだからでしょうかね。

“ぼく”のファーストキスは、味とかそんなレベルではありません。

“ぼく”のファーストキスは新宿2丁目のママさんなんですよ


忘れもしません。あれは、今から10年前・・・。

当時19歳だった“ぼく”は、先輩に誘われて新宿2丁目のとあるお店にいました。

なぜ新宿2丁目のお店にいたかというと、

先輩の知り合いの方(以下:ママさん)が新宿2丁目にお店を出していて、先輩とたまに行っていたのです。

そんなある日、先輩と一緒にお店に行き、ボックス席に座って飲んでいました。

すると、ママさんが横に座り、お酌をしてくれました。

先輩とママさんと常連さんの4人で飲み、先輩と常連さん、“ぼく”とママさん、でそれぞれ話していました。

そこからいい感じにお酒も入ってほろ酔いになり、

ママさん「ねぇ、トイレで踊る人くん、目つぶって」

“ぼく”「へ?はい・・・」


トイレで踊る人の唇にやわらかい感触が伝わる。


“ぼく”(絶句)

ママさん「びっくりしたー?」


はい、“ぼく”のファーストキス終了です。

レモンの味なんかするわけありませんよ。

その後、“ぼく”は今に至るまで、そのお店には行っていません。

・・・今でも、多少ですけど、悲しくなります。

まぁ、それまでにファーストキス済ましていない“ぼく”も“ぼく”ですけどね。

ぜひ、みなさまの酒の肴にしちゃってくださいな。


それじゃ、っしまい!

(出典:wikipedia「10月5日」青空文庫『智恵子抄』





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