【儚く消えゆく命の前で・・・】
こんばんは、トイレで踊る人です。
明日、10月5日はレモンの日でございます。
その由来は、1941年に出版された、『智恵子抄』(著:高村光太郎)に載っている、
妻・智恵子さんが亡くなる数時間前の姿を詠った「レモン哀歌」にちなんでいます。
「そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ」
※『智恵子抄』「レモン哀歌」より抜粋
青空文庫にて、『智恵子抄』を読むことができますので、
興味のある方は、ぜひご一読ください。
【レモンの味なんかするわけねぇよ!】
さて、レモンといえば「ファーストキスの味」にも例えられますよね。
おそらく、「レモンの酸っぱさと爽快さが、当時の若さ=フレッシュ」ということだからでしょうかね。
“ぼく”のファーストキスは、味とかそんなレベルではありません。
“ぼく”のファーストキスは新宿2丁目のママさんなんですよ
忘れもしません。あれは、今から10年前・・・。
当時19歳だった“ぼく”は、先輩に誘われて新宿2丁目のとあるお店にいました。
なぜ新宿2丁目のお店にいたかというと、
先輩の知り合いの方(以下:ママさん)が新宿2丁目にお店を出していて、先輩とたまに行っていたのです。
そんなある日、先輩と一緒にお店に行き、ボックス席に座って飲んでいました。
すると、ママさんが横に座り、お酌をしてくれました。
先輩とママさんと常連さんの4人で飲み、先輩と常連さん、“ぼく”とママさん、でそれぞれ話していました。
そこからいい感じにお酒も入ってほろ酔いになり、
ママさん「ねぇ、トイレで踊る人くん、目つぶって」
“ぼく”「へ?はい・・・」
トイレで踊る人の唇にやわらかい感触が伝わる。
“ぼく”(絶句)
ママさん「びっくりしたー?」
はい、“ぼく”のファーストキス終了です。
レモンの味なんかするわけありませんよ。
その後、“ぼく”は今に至るまで、そのお店には行っていません。
・・・今でも、多少ですけど、悲しくなります。
まぁ、それまでにファーストキス済ましていない“ぼく”も“ぼく”ですけどね。
ぜひ、みなさまの酒の肴にしちゃってくださいな。
それじゃ、っしまい!
(出典:wikipedia「10月5日」、青空文庫『智恵子抄』)
こんばんは、トイレで踊る人です。
明日、10月5日はレモンの日でございます。
その由来は、1941年に出版された、『智恵子抄』(著:高村光太郎)に載っている、
妻・智恵子さんが亡くなる数時間前の姿を詠った「レモン哀歌」にちなんでいます。
「そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ」
※『智恵子抄』「レモン哀歌」より抜粋
青空文庫にて、『智恵子抄』を読むことができますので、
興味のある方は、ぜひご一読ください。
【レモンの味なんかするわけねぇよ!】
さて、レモンといえば「ファーストキスの味」にも例えられますよね。
おそらく、「レモンの酸っぱさと爽快さが、当時の若さ=フレッシュ」ということだからでしょうかね。
“ぼく”のファーストキスは、味とかそんなレベルではありません。
“ぼく”のファーストキスは新宿2丁目のママさんなんですよ
忘れもしません。あれは、今から10年前・・・。
当時19歳だった“ぼく”は、先輩に誘われて新宿2丁目のとあるお店にいました。
なぜ新宿2丁目のお店にいたかというと、
先輩の知り合いの方(以下:ママさん)が新宿2丁目にお店を出していて、先輩とたまに行っていたのです。
そんなある日、先輩と一緒にお店に行き、ボックス席に座って飲んでいました。
すると、ママさんが横に座り、お酌をしてくれました。
先輩とママさんと常連さんの4人で飲み、先輩と常連さん、“ぼく”とママさん、でそれぞれ話していました。
そこからいい感じにお酒も入ってほろ酔いになり、
ママさん「ねぇ、トイレで踊る人くん、目つぶって」
“ぼく”「へ?はい・・・」
トイレで踊る人の唇にやわらかい感触が伝わる。
“ぼく”(絶句)
ママさん「びっくりしたー?」
はい、“ぼく”のファーストキス終了です。
レモンの味なんかするわけありませんよ。
その後、“ぼく”は今に至るまで、そのお店には行っていません。
・・・今でも、多少ですけど、悲しくなります。
まぁ、それまでにファーストキス済ましていない“ぼく”も“ぼく”ですけどね。
ぜひ、みなさまの酒の肴にしちゃってくださいな。
それじゃ、っしまい!
(出典:wikipedia「10月5日」、青空文庫『智恵子抄』)
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