庭の木々が、色づきました*
例年ならば、師走に入ってから一斉に紅葉のピークを迎える3本のイロハモミジが、今年はこんな感じで各々勝手に(笑)紅葉したり、青さを残したままだったり。
色も、ここまで紅くなったのは初めてかも。
いままでは、どの木もオレンジ色止まりだったから。
これは、久しぶりの雨のあと。
大粒の雨にたたかれて、落ち葉がどっさり(笑)
飛び石の上の落ち葉は滑りやすいので、すぐに掃き清めようと一旦は庭ぼうきを手に取りましたが…
このひとときの風情を壊してしまうのが忍びなくて、明朝までこのままに。
落ち葉の中に、赤ちゃんの手のひらサイズの傷のない葉を見つけて、思わず拾い上げました。
雨雲が切れて、覗いたばかりの青空に映えて、きれい*
ガマズミの葉も、濃い緑色から深い紅色へと、刻々と色を変えています。
紅い実も相まって…ここだけまるでクリスマス(笑)
ヒメ(姫)ライラックは、黄葉しました。
いつもはもう少し紫が含まれた複雑な色になるのですけれど…今秋はこれまで。
こちらはレンギョウ。
他にはない、よい色になりました*
ヒメリョウブ(姫令法)、またの名をコバノズイナ(小葉の髄菜)とも。
こちらは夕陽のような色に。
この鈴なりのファンシーなピンク色は、マユミ(真弓)の実。
玄関ポーチ横の小さな前庭に植わっているのですけれど(なのに巨木になっちゃってもう…)、いつも荷物を届けてくださる飛脚のおにいさんがしきりと「かわいいかわいい」とほめてくださるせいか、こんなにも愛らしい色になりました(笑)
その実がパカッと割れると…中からは真っ赤なタネが。
これが小鳥たちの好物のようで、この時季は玄関周りがひときわにぎやかです*
葉は、淡い桃色に。
他所さまのマユミはもっと濃い紅色に色づくようなのですが、うちのコはここ止まり。
濃くなるのと薄いままなのと…何が違うのかしら。
そんな晩秋の景色の足元に、季節のまちがいが、ひとつ。
ここ数日、小春日和を通り越して、夏のように暑かったものね。
季節を勘違いしちゃったのね。
咲いてびっくりしたことでしょう、周りのスミレは花をつけるどころか、身を縮めた冬枯れの姿だもの。
雨が乾いた今朝の庭を、ふたりがかりで掃き清めると、45リットルのごみ袋2つぶんになりました(笑)
これからしばらくは、そんな日々が続きます。