parismaris's days*

色、とりどり (庭だより*2020.晩秋)

庭の木々が、色づきました*



例年ならば、師走に入ってから一斉に紅葉のピークを迎える3本のイロハモミジが、今年はこんな感じで各々勝手に(笑)紅葉したり、青さを残したままだったり。




色も、ここまで紅くなったのは初めてかも。
いままでは、どの木もオレンジ色止まりだったから。












これは、久しぶりの雨のあと。




大粒の雨にたたかれて、落ち葉がどっさり(笑)

飛び石の上の落ち葉は滑りやすいので、すぐに掃き清めようと一旦は庭ぼうきを手に取りましたが…
このひとときの風情を壊してしまうのが忍びなくて、明朝までこのままに。




落ち葉の中に、赤ちゃんの手のひらサイズの傷のない葉を見つけて、思わず拾い上げました。

雨雲が切れて、覗いたばかりの青空に映えて、きれい*





ガマズミの葉も、濃い緑色から深い紅色へと、刻々と色を変えています。

紅い実も相まって…ここだけまるでクリスマス(笑)




ヒメ(姫)ライラックは、黄葉しました。

いつもはもう少し紫が含まれた複雑な色になるのですけれど…今秋はこれまで。




こちらはレンギョウ。

他にはない、よい色になりました*




ヒメリョウブ(姫令法)、またの名をコバノズイナ(小葉の髄菜)とも。

こちらは夕陽のような色に。




この鈴なりのファンシーなピンク色は、マユミ(真弓)の実。

玄関ポーチ横の小さな前庭に植わっているのですけれど(なのに巨木になっちゃってもう…)、いつも荷物を届けてくださる飛脚のおにいさんがしきりと「かわいいかわいい」とほめてくださるせいか、こんなにも愛らしい色になりました(笑)




その実がパカッと割れると…中からは真っ赤なタネが。

これが小鳥たちの好物のようで、この時季は玄関周りがひときわにぎやかです*




葉は、淡い桃色に。

他所さまのマユミはもっと濃い紅色に色づくようなのですが、うちのコはここ止まり。
濃くなるのと薄いままなのと…何が違うのかしら。




そんな晩秋の景色の足元に、季節のまちがいが、ひとつ。

ここ数日、小春日和を通り越して、夏のように暑かったものね。
季節を勘違いしちゃったのね。

咲いてびっくりしたことでしょう、周りのスミレは花をつけるどころか、身を縮めた冬枯れの姿だもの。



雨が乾いた今朝の庭を、ふたりがかりで掃き清めると、45リットルのごみ袋2つぶんになりました(笑)

これからしばらくは、そんな日々が続きます。


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