parismaris's days*

秋のバラと、ふたつのホトトギス (庭だより*2023.秋)

わが家の秋バラの爆咲きは、その勢いが衰えることなく、継続中です。

もうね…毎日手折っても手折っても、花がなくならないの。

おかげで、春のバラシーズンと同様に、わが家も隣の実家も、家じゅうのいたるところがバラだらけです(笑)



ラグナプリンセス(切り花品種)

名に違わぬ、気品ある花が咲きました。
ちなみに、とてもかすかではありますが、香りもあります。

発根して2年目のまだこどもなのですけれど、この夏の猛烈な暑さを乗り越えて、すくすくと生長しています。

これからが楽しみなバラです*



ブルーミルフィーユ(切り花品種)

青紫色の花が印象的な、今年の新入りです。
こちらも、フラワーアレンジメントの花材の残り部分を挿し木したもの。

今年の初夏に挿したものなので、まだ生後半年の赤ちゃんです。

花の確認のために咲かせましたが、すぐに摘み取って、まずは木を太らせなきゃ。

今のところ病気知らずなので(さすがは切り花品種!)、このまま大禍なく大きくなってくれたらいいな*と思っています。



もこもこ(切り花品種)

この花は、咲かせるのが本当に難しい。

木を育てることそのものの難易度は決して高くはないし(他の切り花品種と同程度)、蕾もたくさん上がるのですけれど、その蕾がほんっっとうに開かない。

いわゆる『ボーリング』という状態なのですが、特に春は、蕾がほぼ蕾のまま終わります。


秋はまだマシなほうで、上がってきた蕾の3分の2程度の数は、どうにか咲かせることができるようになりました。

花びらの数が多すぎる花の宿命でしょうけれど、どうにかしてもう少し成功率を上げられないものか…と悩ましい気持ちでいます。



アマダ(切り花品種)

こちらは、よく咲き、よく伸びる、手間いらずの美人さん。
ただし、トゲが大きくて硬いので、要注意。

どういうわけか、花首だけがうどん粉にかかりやすいのが難点ですが、この豪華な重量感のある花が見られるならば(実際に手に取るとずっしりと重い)、消毒だって頑張れます。



ムーンスプライト

こちらは、ガーデンローズ。

古い品種ゆえか、生長がとてもゆっくり。

びゅんびゅん伸びる切り花品種たちの間にちまっといるので、開花をうっかり見逃してしまうこともしばしばです(苦笑)




咲いたバラを束ねて、秋のブーケを作ってみました*

使ったのは、アバランチェ(白)、スペード(黄)、オーシャンソング(薄紫)、もこもこ(薄ピンク)、オードリーヘップバーン(大輪のピンク)、色づき始めたリョウブの葉です。



そして、雑木の庭ではいま、こんな花たちが主役を張っています。


キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)

前回の朝ドラのオープニングにも出ていた『ジョウロウホトトギス』の、和歌山(紀伊)バージョン。

ほんとはね…縦に連なってたくさんの黄色い花がつくのですが、今年の暑さが影響してか、どの枝も先端にひとつずつしか咲きませんでした。

遮光をがんばったので(母が)、葉焼けはほとんどしなかったのに…かえってそれがよくなかったのでしょうか。 難しいなぁ。



ホトトギス(杜鵑草)

こちらは機嫌よく、モリモリと咲いています。

野趣あふれる姿で、雑木の庭にぴったりの花です。




その花は、よく見るとなかなかのデザイン。
母はいつも、「ヒョウ柄を着たおばちゃんみたいね」と言います(笑)

漢方薬を思わせる、淡い香りがあります。


庭の木々も、日ごとに色を深めています。

先日は、紅葉の見ごろを迎えた近所の桜並木で、ひと足早い紅葉狩りを楽しんできました*
(気温が27度もある日で、すっごく暑かったけど!)

庭でそれができるのも、きっともうすぐ。
うふふ* 楽しみ!

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