シマジ君は 時々 忘れてないですよってな顔で
地味～にちょろりと現れます。度胸はないけど 味わい深い（笑）
「あ どぉも
」 
「ご無沙汰っす」
びっこはひいていますが 最近 オスらしく首回りが逞しくなったような。
お前も 捕まらないボスになるつもりなのか。
そんなことになったら 益々長生きできないよ。
気をつけろよ～
組長チャーリーは 雨が降り続いた時には 全く現れませんでした。
かといって 痩せこけるわけでなく…いつもこんな感じ
落ちてる
「よぅ姐さん
生きてたか～」 
おおっと すごい面構えだねー組長
皮膚病で目は潰れているものの 呑気で気まま。
住み慣れた隣組の縄張りに いい餌場があるのか 悲壮感は無いのです。
底しれぬ能力を隠していそうな 年寄り猫
ヤクザめ…
さて かつて四十雀ご近所地区の 野良の覇者だった ぶっち君は
快適なお部屋で 優雅に毎日 惰眠を貪って療養中・・・
「なんだよ
」 
寝起き可愛いね
「…メシか！？
」 
今では 私がゆっくり差し出した手が近づいても
逃げたり避けたりしなくなりました。 それどころか 耳を掻けと傾ける。
よーしよし
なでなでなで
ふわふわに戻りかけている 頭の毛が心地よく
何度でも撫でたくなります
ヒノキさんよりは剛毛ですけどね。ぶっち君シリーズ１回目の頃 私はこう綴っていました。
『気が向いたら 心を許してくれたらいいにゃ～などと願っています』
その頃は 近づくだけで こんな態度だったし…
シャーッ
今では こうして 撫で撫で出来る
成せば成ることもある。もっともっと 仲良くなろうな ぶっち君。
「お触りタイムは終わりだ！」
まだ 食い意地だけの妥協なのは わかってます。
いいのよ～ 急がないから。そのうち ずーっとお触りしてやる
トータル
