チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「浪花節のモーツァルト」

2007年12月06日 14時32分17秒 | 倒錯の世界(嗜好の微調節と微ヒョウセツ
その場そのばのBGMにイキなエスプリを込めてるのがおもしろい
日テレの「ラジかるッ」(関東ロウカル)で、今日、
12月6日はキダ・タローの誕生日、と言ってた。
12月5日がモーツァルトの命日であることを考慮すれば、
「浪花のモーツァルト」と呼ばれてるのにも
「後継者」という根拠がないわけではない、
と思えてくる(わけはない※)。それはともかく、
「ラジかるッ」では、キダ大先生自らが選んだという
自作ベスト3を発表してた。そして、その「第1位」が
「かに道楽」のCMソングだったことには、
(さすがキダ大先生、頓知が利いてる)、
と深く感嘆してしまった。
♪トーーレ・採ーれー、ピーーチ・ピーチー、
 カ・ニ・りょ・う・りぃーーー♪
この節は、
**♪【『ドーー<レ・>ドー<レー』・・
  <『『ミーー<ソ・>ミー<ソー』』|
  <ラーラー・ラー】>ソー・・<ラーーー・ーーーー**♪
である。しかし、「ミ<ソ・>み<そ」という音列には
「カニ味噌」というシャレも利いてはいるのだが、
異様なリーゼントヘアのブランド王ロイヤル森田社長と
モーツァルト研究の権威である海老澤敏先生と
キダ・タロー大先生の三者の顔の判別ができない拙脳の私には、
*♪『ソー・ー<ラ・>ソ<ラ』|<『ドー・ー<レ・>ド<レ』|
 <『『ラー・ー<ド・>ラ<ド』』|>ソー・ーー・ー●*♪
という節と比ぶ(crab)れば、朝鮮半島の民謡とされてる
「アリラン」に聞こえてしまうのである。こんどは、
ひとつ、キダ大先生にあらせられては、
モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をもじって、
「あべの・きたの・まこと・のおからだ」とでもいう
浪曲のひとつも作っていただきたいものである。ちなみに、
キダ大先生はタレント北野誠夫妻の仲人だそうである。いっぽう、
♪こんぴら、ふねふね、おいてに、ほかけて、
 しゅらしゅしゅしゅーーー♪
は、やはり、
*♪【ドー・<レレ・>ド<レ・>ド<レ|
  <ミー・<ソソ・>ミ<ソ・>ミ<ソ|
  <ラ】>ソ・>ララ・・<ラー・ーー*♪
である。「宮毘羅(くびら)」とも表される「金比羅」とは、
おおもとはヒンドゥーの神クンビーラのことらしい。
薬師十二神将の一で、ガンジス川にワニが神格化されたものだという。
もしかしたら河口附近のサメかもしれないが、いずれにしても、
カニが神格化されたものではなさそうである。他方、
♪とんぼの、めがねは、みずいろ、めがね♪
も、おなじく童謡に、
*♪【ドー・<レレ・>ド<レ・>ド<レ|
  <ミー・<ソソ・<ララ】>ソ●*♪
なのであるが、青いお空を飛んだから眼鏡が水色に染色された、
という論理をあてはめると、カニが赤いのは
『深紅』の海を泳いだから、となってしまうが、そうではなく、
青い海の底に『沈んで(sink)』たからにほかならない、
と『考える(think)』ことにしたいものである。いずれにせよ、
**♪【ドー●<レ・>ドー●<レ・・<ミー●<ソ・<ラー●】>ソ**♪
という「ユモレスク」のようにも聞こえはしても、けっして、
「ユーモア」では済まされない「似セ」かたである。

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