この記事は「倒錯の世界」のお話である。読むかたはそれをご承知のうえでどうぞ。
歯ブラシを共用するかあるいはそんなことはできないか、で、
そのツガイの性意識・性向がある程度わかるものである。私なんぞは、
女王様がお唾をたっぷりまぶしてくださった歯ブラシで
歯磨きするのが至上の悦びである。ときには、女王様が磨きおえた
歯ブラシを、洗浄しないままで頂戴する場合もある。さらに、
tooth-pasteをboots-facedで……
というご褒美をいただくこともまれにある。また、
立場を入れ替えて以上とおなじことをそっくり正反対にさせることもある、
というM・S両刀使いの変態オヤジである。お相手していただきたい理想顔は、
昨年10月から、土曜の昼に長時間留守録を毎週欠かせなくなってしまった
「王様のブランチ」にご出演中のTS田塾大生、立川絵理嬢である。
ともあれ、おかげで歯茎がよく引き締まり、歯周病とは無縁なオヤジである。
固い歯ンバーグをかじっても、歯茎から挽肉の香りは滴り落ちないのである。が、
おなじ「ブラシ」でも、髪を梳くほうは無用なツルツル・ゲェ~ハァ~である。
ところで、くら音界で「ブラシ」といえば、「ブラ4」。
ヨ歯ネス・ブラームス大先生の「4番交響曲」のことを指すらしい。
1884年から翌年にかけて作られたそうである。一般には、
「晩秋の淡い趣」「枯淡の粋」云々というイメージを抱かれてるようである。
・主章のシテ主題がアオフタクトの両vnのオクターヴ・ユニで開始される。
♪【ミー|>ドーーー○○>ラー|<ファーーー○○>レー>シーーー】
○○>♯ソー|<ミーーー○○♪
それを木管が1拍(アッラ・ブレーヴェの1拍)おくれでカノるのである。
なんというセンチメンタルな開始であろう。ステキ、である。
いとも簡単に私などの赤子の脳はひねられるようにウットリである。が、
その「名旋律」の「仕組み」の種は、明かしてみればさながらアヴォ~ンリへの道、
赤毛のアントーニオ・ヴィヴァルディの「四季」の「春」緩徐章、
♪ミー>ドー>ラー|<ミ>レ<ミーーー|>♯ソー<シー<ミー|
<♯ソ>♯ファ>ミーーー|>レー<ミー>シー|<ドーー>シ>ラー|
<【ミー>ドー>ラー|<ファーーーーー|ーー>レー>シー】♪
をローンダリングしたエコーのように響く「地球に優しい再生品」だったのである。
・そのシテ主題呈示の推移、23小節めから、オボとフルのかけあい、
♪ラ>ソ>ファ<ソ・<ラ<ド<ファ>レ|>ソ>ファ>ミ<ファ・<ソ>ファ>♭ミ>ド|
>シ>ラ>ソ<ラ・<シ<レ<ソ>ミ|>ラ>ソ>♯ファ<ソ・<<ラ>ソ>ファ>ミ♪
は、スメタナのおなじくホ短の「ヴルタヴァ」の「第2の源流」あたりの、
♪ラ>ソ>ファ<ソ>ファ>ミ・<ラ>♯ソ<ラ>♯ソ<ラ<ド|
>ラ>ソ>ファ<ソ>ファ>ミ・<ラ>♯ソ<ラ>♯ソ<ラ<ド|
>ソ>ファ>ミ>レ>ド<ミ・<ド<レ>ド>シ<ド<ミ♪
という箇所に水の流れ具合が生き写しである。
・主章ワキ主題、
♪【ミーーーミ<♯ソ・<シッ>♯ソッ】<ドッ|>シーー>♯ソ・>ミッ♪
は、ルーマニアの軍楽隊長殿の手によって1880年に作曲された
「ドナウ河の漣は大杉でなく大津への枕詞」の主要主題、もしくは、
フォウクダンスにもよく使われるロシア民謡「行商人」と生き写しである。
行李を担いで小売りする行商人の真似をしながらフォウクダンスに興じてると、
万一よろけても、両手が行李を持ってふさがってるから、転ブチカない。
・緩徐章シテ主題、
♪【ミーミー<ファン<ソ・>ミーミー>レン>ド】♪
これは、反対に後輩に大きなインパクトを与えた。
ドヴォジャークが後年、「新世界から」緩徐章第2中部で、
♪【ミッ<ファ<ソッ>ミッ>レッ>ドッ】・
<レッ<ミッ<ファッ>ミッ>レッ>ドッ♪
と、また、「チェロ協」終章で、主章シテ主題由来の
♪【ミーーー・ーー<ファ<ソ|>ミーーー・ーーーー|
ミーーー・ーー>レ>ド】|<ミーーー・ーーーー♪
と、ブラームスへのオマージュとして採りあげたのである。
恩を忘れない人柄がにじみでてる。
♪【だ<れ<のぉ~>た>め>にぃ~】、咲いたのぉ~~~~~♪お前の名声は?
♪それはぁ~あなたのおかげよぉ~~~~~♪ブラ先生。
アントニーンは平身低頭である。
この(緩徐章の)シテ主題から派生させたツレ主題、
♪【ミ<ファソ・<ラ>ソ>ファ・>ミ】>ド<レ・<ミ♪
……その長化物(最後は属音に換えてる)は
♪ド<レ<ミ・<ファ>ミ>レ・>ド>ラ<シ・>ソ♪
であるが……は、メンデルスゾーンの「無言歌」の「小川」、
♪【ミ<ファソ<ラ>ソ>ファ>ミー】<ソ<ラ<シ<ド>シ>ラ♪
小川の脇で鳴くカエルの声が強く頭に残ってると、
♪カエルの歌が、【き<こ<え<て>く>る>よ】、グァッグァッグァッ、
ゲゲゲゲゲゲゲゲッ、グァッグァッグァッ♪
と、鼻歌としてつい口をついて出てきてしまう節である。
・ジョコーゾ章シテ主題、
♪ド、>シ>ラ、>ソ|>ファァッ、<ソォッ♪に低音楽器で反行させてる
♪【ド、<ミ<ファ、<ソ|<ラァッ、>ソォッ】♪
は、ベートーフェンの「16番弦四」ヴィヴァーチェ章(2楽章)シテ主題、
♪【ドッ○<ミッ|<ファッ○<ソッ|<ラァ○>ソ】♪
の丸写しである。再現時には、上下入れ替えるという「ニクい演出」をしてくれてる。
・同章ツレ主題、
♪ラー|>ソー>ミー|レー♪
は、「君が代」(1880年)の終い部分である。
♪こぉ~けぇ~のぉ~~~|ブラむぅ~~~すぅ~うぅ~|
【まぁ~>あ>あ>でぇ~~~】♪
後年、ドビュッシーが「ジャポニスム」の情緒的象徴として多用した節であるが、
ブラームス大先生は「ジョコーゾ=滑稽に」描いてるのである。
・終章(はパッサカッリャの形式なんだそうである)主題、
♪【ラーー|<シーー|<ドーー|<レーー|
<♯レーー|<ミーー|>ミーー|<ラーー】♪
バッハ借リャでもマッサカッリャ担いだ金太郎の主題でもなさそうであるが、
チャイコフスキーのオペラ「オルレアンの娘っ子」(1881年pf譜出版)、
2幕はじめに宮廷歌人ドゥーリー・ウィルスンによって弾き語られる、
♪(ミ)<ラ<シ<ド<レ|<ミーーミ>レ<ミ<ファ>レ|<ミーミミ♪
「アズ・タイムズ・ゴウ・バイ」(原曲はフランス古謡)から派生させた、
♪【ラ<シ<ド<レ・<♯レ<ミ】<ファー|ー>♯レ<ミーー>♯ド<Nレー♪
生き写しである。パッサカッリャとシャルル7世といえば、
「ひと昔前の宮廷」という共通項でくくれるが、それ以外に、たしかに、
「エネルジコ・エ・パッショナート」はチャイ節の真髄である。
きわめて「室内楽的」な「淡い渋いサウンド」が売リである
ブラームス大先生には似つかわしくない発想標語である。
なぜか、ひといきに飲み込んだヴォートカが胃から食道、口腔に逆流し、
「反芻クリック」したような「ロシアの安酒の臭い」が
「伝導」してしまった、のかもしれない。
さて、「電動」歯ブラシといえば、、playには格好の道具である。
玉座にデント構える女王様がお相手でも、期待と不安でブルブルしてるM女が対象でも、
「dent」alな使いかただけでなく、ふたつの臀樽の間でも、
変圧器で電動歯ブラシのモーターの電圧を変位(変イ長、変イ短)調にでも変換すれば、
いろいろな愉しみかたができるのである。
歯ブラシを共用するかあるいはそんなことはできないか、で、
そのツガイの性意識・性向がある程度わかるものである。私なんぞは、
女王様がお唾をたっぷりまぶしてくださった歯ブラシで
歯磨きするのが至上の悦びである。ときには、女王様が磨きおえた
歯ブラシを、洗浄しないままで頂戴する場合もある。さらに、
tooth-pasteをboots-facedで……
というご褒美をいただくこともまれにある。また、
立場を入れ替えて以上とおなじことをそっくり正反対にさせることもある、
というM・S両刀使いの変態オヤジである。お相手していただきたい理想顔は、
昨年10月から、土曜の昼に長時間留守録を毎週欠かせなくなってしまった
「王様のブランチ」にご出演中のTS田塾大生、立川絵理嬢である。
ともあれ、おかげで歯茎がよく引き締まり、歯周病とは無縁なオヤジである。
固い歯ンバーグをかじっても、歯茎から挽肉の香りは滴り落ちないのである。が、
おなじ「ブラシ」でも、髪を梳くほうは無用なツルツル・ゲェ~ハァ~である。
ところで、くら音界で「ブラシ」といえば、「ブラ4」。
ヨ歯ネス・ブラームス大先生の「4番交響曲」のことを指すらしい。
1884年から翌年にかけて作られたそうである。一般には、
「晩秋の淡い趣」「枯淡の粋」云々というイメージを抱かれてるようである。
・主章のシテ主題がアオフタクトの両vnのオクターヴ・ユニで開始される。
♪【ミー|>ドーーー○○>ラー|<ファーーー○○>レー>シーーー】
○○>♯ソー|<ミーーー○○♪
それを木管が1拍(アッラ・ブレーヴェの1拍)おくれでカノるのである。
なんというセンチメンタルな開始であろう。ステキ、である。
いとも簡単に私などの赤子の脳はひねられるようにウットリである。が、
その「名旋律」の「仕組み」の種は、明かしてみればさながらアヴォ~ンリへの道、
赤毛のアントーニオ・ヴィヴァルディの「四季」の「春」緩徐章、
♪ミー>ドー>ラー|<ミ>レ<ミーーー|>♯ソー<シー<ミー|
<♯ソ>♯ファ>ミーーー|>レー<ミー>シー|<ドーー>シ>ラー|
<【ミー>ドー>ラー|<ファーーーーー|ーー>レー>シー】♪
をローンダリングしたエコーのように響く「地球に優しい再生品」だったのである。
・そのシテ主題呈示の推移、23小節めから、オボとフルのかけあい、
♪ラ>ソ>ファ<ソ・<ラ<ド<ファ>レ|>ソ>ファ>ミ<ファ・<ソ>ファ>♭ミ>ド|
>シ>ラ>ソ<ラ・<シ<レ<ソ>ミ|>ラ>ソ>♯ファ<ソ・<<ラ>ソ>ファ>ミ♪
は、スメタナのおなじくホ短の「ヴルタヴァ」の「第2の源流」あたりの、
♪ラ>ソ>ファ<ソ>ファ>ミ・<ラ>♯ソ<ラ>♯ソ<ラ<ド|
>ラ>ソ>ファ<ソ>ファ>ミ・<ラ>♯ソ<ラ>♯ソ<ラ<ド|
>ソ>ファ>ミ>レ>ド<ミ・<ド<レ>ド>シ<ド<ミ♪
という箇所に水の流れ具合が生き写しである。
・主章ワキ主題、
♪【ミーーーミ<♯ソ・<シッ>♯ソッ】<ドッ|>シーー>♯ソ・>ミッ♪
は、ルーマニアの軍楽隊長殿の手によって1880年に作曲された
「ドナウ河の漣は大杉でなく大津への枕詞」の主要主題、もしくは、
フォウクダンスにもよく使われるロシア民謡「行商人」と生き写しである。
行李を担いで小売りする行商人の真似をしながらフォウクダンスに興じてると、
万一よろけても、両手が行李を持ってふさがってるから、転ブチカない。
・緩徐章シテ主題、
♪【ミーミー<ファン<ソ・>ミーミー>レン>ド】♪
これは、反対に後輩に大きなインパクトを与えた。
ドヴォジャークが後年、「新世界から」緩徐章第2中部で、
♪【ミッ<ファ<ソッ>ミッ>レッ>ドッ】・
<レッ<ミッ<ファッ>ミッ>レッ>ドッ♪
と、また、「チェロ協」終章で、主章シテ主題由来の
♪【ミーーー・ーー<ファ<ソ|>ミーーー・ーーーー|
ミーーー・ーー>レ>ド】|<ミーーー・ーーーー♪
と、ブラームスへのオマージュとして採りあげたのである。
恩を忘れない人柄がにじみでてる。
♪【だ<れ<のぉ~>た>め>にぃ~】、咲いたのぉ~~~~~♪お前の名声は?
♪それはぁ~あなたのおかげよぉ~~~~~♪ブラ先生。
アントニーンは平身低頭である。
この(緩徐章の)シテ主題から派生させたツレ主題、
♪【ミ<ファソ・<ラ>ソ>ファ・>ミ】>ド<レ・<ミ♪
……その長化物(最後は属音に換えてる)は
♪ド<レ<ミ・<ファ>ミ>レ・>ド>ラ<シ・>ソ♪
であるが……は、メンデルスゾーンの「無言歌」の「小川」、
♪【ミ<ファソ<ラ>ソ>ファ>ミー】<ソ<ラ<シ<ド>シ>ラ♪
小川の脇で鳴くカエルの声が強く頭に残ってると、
♪カエルの歌が、【き<こ<え<て>く>る>よ】、グァッグァッグァッ、
ゲゲゲゲゲゲゲゲッ、グァッグァッグァッ♪
と、鼻歌としてつい口をついて出てきてしまう節である。
・ジョコーゾ章シテ主題、
♪ド、>シ>ラ、>ソ|>ファァッ、<ソォッ♪に低音楽器で反行させてる
♪【ド、<ミ<ファ、<ソ|<ラァッ、>ソォッ】♪
は、ベートーフェンの「16番弦四」ヴィヴァーチェ章(2楽章)シテ主題、
♪【ドッ○<ミッ|<ファッ○<ソッ|<ラァ○>ソ】♪
の丸写しである。再現時には、上下入れ替えるという「ニクい演出」をしてくれてる。
・同章ツレ主題、
♪ラー|>ソー>ミー|レー♪
は、「君が代」(1880年)の終い部分である。
♪こぉ~けぇ~のぉ~~~|ブラむぅ~~~すぅ~うぅ~|
【まぁ~>あ>あ>でぇ~~~】♪
後年、ドビュッシーが「ジャポニスム」の情緒的象徴として多用した節であるが、
ブラームス大先生は「ジョコーゾ=滑稽に」描いてるのである。
・終章(はパッサカッリャの形式なんだそうである)主題、
♪【ラーー|<シーー|<ドーー|<レーー|
<♯レーー|<ミーー|>ミーー|<ラーー】♪
バッハ借リャでもマッサカッリャ担いだ金太郎の主題でもなさそうであるが、
チャイコフスキーのオペラ「オルレアンの娘っ子」(1881年pf譜出版)、
2幕はじめに宮廷歌人ドゥーリー・ウィルスンによって弾き語られる、
♪(ミ)<ラ<シ<ド<レ|<ミーーミ>レ<ミ<ファ>レ|<ミーミミ♪
「アズ・タイムズ・ゴウ・バイ」(原曲はフランス古謡)から派生させた、
♪【ラ<シ<ド<レ・<♯レ<ミ】<ファー|ー>♯レ<ミーー>♯ド<Nレー♪
生き写しである。パッサカッリャとシャルル7世といえば、
「ひと昔前の宮廷」という共通項でくくれるが、それ以外に、たしかに、
「エネルジコ・エ・パッショナート」はチャイ節の真髄である。
きわめて「室内楽的」な「淡い渋いサウンド」が売リである
ブラームス大先生には似つかわしくない発想標語である。
なぜか、ひといきに飲み込んだヴォートカが胃から食道、口腔に逆流し、
「反芻クリック」したような「ロシアの安酒の臭い」が
「伝導」してしまった、のかもしれない。
さて、「電動」歯ブラシといえば、、playには格好の道具である。
玉座にデント構える女王様がお相手でも、期待と不安でブルブルしてるM女が対象でも、
「dent」alな使いかただけでなく、ふたつの臀樽の間でも、
変圧器で電動歯ブラシのモーターの電圧を変位(変イ長、変イ短)調にでも変換すれば、
いろいろな愉しみかたができるのである。
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