四年前まで住んでいた茨城県つくば市で打ち合わせがあるので昨日から出張している。
俺の鞄は小型・軽量。その代償に三日間同じ下着で過ごすことにした。
明日は帰るだけだし。
今朝は早めに出発し、つくばの自分が住んでいた辺りまで散歩してみた。
当時よく聞いていた音楽をウォークマンで聴きながら歩く。
自転車で5分だった道程も歩けば20分。
かなり歩いてようやく見慣れた風景に。
街の中心部は新線開業で再開発され、だいぶ風景が変わっていたのだ。
自分がいた住まいはまるで変わっていなかった。
その風景を目の当たりにし、四年間眠っていた記憶が一気に蘇る。
良い思い出ばかりじゃなく悪い思い出も多いのがこの時代。
それすら懐かしく思う。
花見をした時に見た桜はまだ枯木。この木の前で記念撮影したっけな。と思い出す。誰のアルバムに挟んであるのか?。
よく行った飲み屋街、酔い潰れて大の字で寝た公園もそのままだった。
そのうちに記憶と今が同化してきた不思議。
みんな元気?。