もう2週間以上経ったなんて思えない、せいぜい5日くらい経ったようにしか感じない、そんな鮮烈なライブ『奥田民生 FANTASTIC TOUR'08』の感想を書いてみようと思います。
席については、昨年11月のZEPPツアー終了時に配られたビラでの先行発売チケット予約だけあって、最速先行だったようです。他会場の話や、北海道のイベンター先行の方が早くチケット届いたりしてたのであまり期待はしてなかったけど届いたチケットを見てびっくりした。
たまにはこんな事があっても良いんじゃないかな。相当行ってるから。
ホール級の座席指定会場では初めての最前列でした。いつもあんな席どうやったら取れるんだろうなんて思ってたものですが…。
待ち時間も否が応でも興奮します。変にライブ慣れした邪な自分を後悔するくらいに緊張感が高まる。民生のライブでこんなに緊張したのは相当久しぶり。
定刻で客電が落ち、人影が見える。
程なくしてライブが始まるが、ギターのイントロが始まっても何の曲かわからないくらい混乱した自分がいる。
目の前に現れたのは、2005年からメンバーを一新した新しい民生バンド。ビジュアル的には奥田民生なんだか、レッド・ツェッペリンなんだか、70年代のローリングツアーメンみたいなとにかく格好いいバンド。
1曲目はニューアルバムのオープニングナンバー『イナビカリ』。予想通りではあるものの混沌に陥れられるほど迫力のある演奏。
民生はホワイトレスポールスペシャルjr。ベースの小原礼はフェンダーだったり、ギブソンだったり、本物のベースを抱えているが存在自体がビンテージなベーシスト。キーボードの斉藤有太はあらゆるキーボードに囲まれているが、ハモンドオルガンにロータリースピーカーを繋げたサウンドが心地よい。唯一無二のドラマー湊雅史はまさにジョン・ボーナムスタイルのドラム。ドラムヘッドにもツェッペリンのアルバムのジャケットに出て来たオブジェをデザインしたりしている。今回はティンパニーも置いていた。重量感はいつもより増していたOTバンド。
セットリストは下に書いてますが、ニューアルバムが中心。
5曲続けて新曲。ようやく知ってる曲だと思ったら野ばら。その後も新曲が続くが今このバンドで演奏するのにもっともふさわしいのは新曲なのだから演奏の説得力は大きい。
あまりの迫力からか、曲間は歓声の後、シ~ンとなる。固唾を呑む音が聞こえるようだ。
そんな会場がいやでも盛り上がったのが、マシマロあたりをスタートにした中盤から。
特に、『鈴の雨』~『愛のボート』~ユニコーンの『家』。
鈴の雨の重量感と叙情性が同居しているところは深く響いてきた。ミラーボールに赤や緑のライトが当たっていたのも格好良かったな。ティンパニーも用いた重戦車級のドラム。
「家」はおそらくユニコーンの「ヒゲとボイン」のツアー以来だろう。今回のハイライトでしょうか。
『なんでもっと』、『無限の風』もアルバムと同じ流れで続くが、無限の風は前回のツアーの時とは違って、代表曲が始まったかのような盛り上がり方。徐々に徐々にヒートアップしてきた会場がさらに爆発したかのよう。
つづくアルバムGOLDBLENDのラストナンバー『トロフィー』。
もうこれで終わりかなと思うくらいの燃焼ぶりだったが、アルバムにはまだ残る曲があった。
アルバムのラストナンバーに続くまで、さらに2曲が最後の一盛り上がりのために用意されていた。
『ギブミークッキー』、『プライマル』。
前2作からの2曲だが、これがメチャクチャ格好い演奏だった。
プライマルは後ろから煙が吹き出たりと、レッド・ツェッペリンのライブの演出を彷彿させる凄まじさ。演出のことなど忘れるくらい音の方がすごかった。
そして『明日はどうだ』で幕。
本編を新曲で勝負するOT。最高。
アンコールはあくまでおまけとばかりに、出し惜しみなし(笑)。
イージュー、さすらいは必ずやるし、やって欲しい曲だけど、快楽ギターもライブ定番になったどころか、アンコールになるとは。
全体的にストレートでハードなサウンド。えらい格好良かったっす。
一見地味ながら文句なしのセットリストだった。
去年のZEPP対バンツアーでやったこのバンドでの月を超えろや、息子も聴きたかったけど、その代わりに家やトロフィーが聴けたので良かった。
あと、俺の席ですが、たまにギターソロで若干前に出てくることがあり、ちょっと燃えたけどやっぱり厚生年金は
客席とステージが少し遠いです。東京事変は思いっきり前まで出てきてくれたけど、民生はギターのシールドコードが短すぎるんじゃないか?
音質重視の彼らしいですが。
あと、曲間に軽くギター鳴らしたりするときにシャラ~ンと生の弦の音が聞こえてきました。いや~近かった。
ロビーでCDやDVDの物販があり、3000円以上購入すると奥田民生の直筆サインがもらえるという特典が付いていたので迷わず買った。トリビュート盤を買い控えていた甲斐があった(??)。
↓以下は翌日の感想です↓
昨日、奥田民生 FANTASTIC TOUR'08 北海道札幌市の厚生年金会館ホールでのライブに行って来ました。
感想はまた後ほど書くとして、まずはセットリスト。ツアーが始まってからずっと見るのを我慢してましたが、我慢した甲斐のある充実の内容でした。新アルバム中心なのですが、このバンド、演奏が格好いい。何の曲でも来い!って感じです。
<セットリスト>
1.イナビカリ
2.スルドクサイナラ
3.フロンティアのパイオニア
4.アドレナリン
5.いつもそう
6.野ばら
7.3人はもりあがる(JとGとA)
8.カイモクブギー
9.マシマロ
10.ちばしって
11.鈴の雨
12.愛のボート
13.家(ユニコーンの曲)
14.なんでもっと
15.無限の風
16.トロフィー
17.ギブミークッキー
18.プライマル
19.明日はどうだ
アンコール1
20.快楽ギター
21.イージュー★ライダー
アンコール2
22.さすらい
開演19:00ほぼ定刻、終演21:10。いつもより少し短い??。
席については、昨年11月のZEPPツアー終了時に配られたビラでの先行発売チケット予約だけあって、最速先行だったようです。他会場の話や、北海道のイベンター先行の方が早くチケット届いたりしてたのであまり期待はしてなかったけど届いたチケットを見てびっくりした。
たまにはこんな事があっても良いんじゃないかな。相当行ってるから。
ホール級の座席指定会場では初めての最前列でした。いつもあんな席どうやったら取れるんだろうなんて思ってたものですが…。
待ち時間も否が応でも興奮します。変にライブ慣れした邪な自分を後悔するくらいに緊張感が高まる。民生のライブでこんなに緊張したのは相当久しぶり。
定刻で客電が落ち、人影が見える。
程なくしてライブが始まるが、ギターのイントロが始まっても何の曲かわからないくらい混乱した自分がいる。
目の前に現れたのは、2005年からメンバーを一新した新しい民生バンド。ビジュアル的には奥田民生なんだか、レッド・ツェッペリンなんだか、70年代のローリングツアーメンみたいなとにかく格好いいバンド。
1曲目はニューアルバムのオープニングナンバー『イナビカリ』。予想通りではあるものの混沌に陥れられるほど迫力のある演奏。
民生はホワイトレスポールスペシャルjr。ベースの小原礼はフェンダーだったり、ギブソンだったり、本物のベースを抱えているが存在自体がビンテージなベーシスト。キーボードの斉藤有太はあらゆるキーボードに囲まれているが、ハモンドオルガンにロータリースピーカーを繋げたサウンドが心地よい。唯一無二のドラマー湊雅史はまさにジョン・ボーナムスタイルのドラム。ドラムヘッドにもツェッペリンのアルバムのジャケットに出て来たオブジェをデザインしたりしている。今回はティンパニーも置いていた。重量感はいつもより増していたOTバンド。
セットリストは下に書いてますが、ニューアルバムが中心。
5曲続けて新曲。ようやく知ってる曲だと思ったら野ばら。その後も新曲が続くが今このバンドで演奏するのにもっともふさわしいのは新曲なのだから演奏の説得力は大きい。
あまりの迫力からか、曲間は歓声の後、シ~ンとなる。固唾を呑む音が聞こえるようだ。
そんな会場がいやでも盛り上がったのが、マシマロあたりをスタートにした中盤から。
特に、『鈴の雨』~『愛のボート』~ユニコーンの『家』。
鈴の雨の重量感と叙情性が同居しているところは深く響いてきた。ミラーボールに赤や緑のライトが当たっていたのも格好良かったな。ティンパニーも用いた重戦車級のドラム。
「家」はおそらくユニコーンの「ヒゲとボイン」のツアー以来だろう。今回のハイライトでしょうか。
『なんでもっと』、『無限の風』もアルバムと同じ流れで続くが、無限の風は前回のツアーの時とは違って、代表曲が始まったかのような盛り上がり方。徐々に徐々にヒートアップしてきた会場がさらに爆発したかのよう。
つづくアルバムGOLDBLENDのラストナンバー『トロフィー』。
もうこれで終わりかなと思うくらいの燃焼ぶりだったが、アルバムにはまだ残る曲があった。
アルバムのラストナンバーに続くまで、さらに2曲が最後の一盛り上がりのために用意されていた。
『ギブミークッキー』、『プライマル』。
前2作からの2曲だが、これがメチャクチャ格好い演奏だった。
プライマルは後ろから煙が吹き出たりと、レッド・ツェッペリンのライブの演出を彷彿させる凄まじさ。演出のことなど忘れるくらい音の方がすごかった。
そして『明日はどうだ』で幕。
本編を新曲で勝負するOT。最高。
アンコールはあくまでおまけとばかりに、出し惜しみなし(笑)。
イージュー、さすらいは必ずやるし、やって欲しい曲だけど、快楽ギターもライブ定番になったどころか、アンコールになるとは。
全体的にストレートでハードなサウンド。えらい格好良かったっす。
一見地味ながら文句なしのセットリストだった。
去年のZEPP対バンツアーでやったこのバンドでの月を超えろや、息子も聴きたかったけど、その代わりに家やトロフィーが聴けたので良かった。
あと、俺の席ですが、たまにギターソロで若干前に出てくることがあり、ちょっと燃えたけどやっぱり厚生年金は
客席とステージが少し遠いです。東京事変は思いっきり前まで出てきてくれたけど、民生はギターのシールドコードが短すぎるんじゃないか?
音質重視の彼らしいですが。
あと、曲間に軽くギター鳴らしたりするときにシャラ~ンと生の弦の音が聞こえてきました。いや~近かった。
ロビーでCDやDVDの物販があり、3000円以上購入すると奥田民生の直筆サインがもらえるという特典が付いていたので迷わず買った。トリビュート盤を買い控えていた甲斐があった(??)。
↓以下は翌日の感想です↓
昨日、奥田民生 FANTASTIC TOUR'08 北海道札幌市の厚生年金会館ホールでのライブに行って来ました。
感想はまた後ほど書くとして、まずはセットリスト。ツアーが始まってからずっと見るのを我慢してましたが、我慢した甲斐のある充実の内容でした。新アルバム中心なのですが、このバンド、演奏が格好いい。何の曲でも来い!って感じです。
<セットリスト>
1.イナビカリ
2.スルドクサイナラ
3.フロンティアのパイオニア
4.アドレナリン
5.いつもそう
6.野ばら
7.3人はもりあがる(JとGとA)
8.カイモクブギー
9.マシマロ
10.ちばしって
11.鈴の雨
12.愛のボート
13.家(ユニコーンの曲)
14.なんでもっと
15.無限の風
16.トロフィー
17.ギブミークッキー
18.プライマル
19.明日はどうだ
アンコール1
20.快楽ギター
21.イージュー★ライダー
アンコール2
22.さすらい
開演19:00ほぼ定刻、終演21:10。いつもより少し短い??。