Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

いいこと言う!

2011-11-14 00:39:40 | 音楽
とある映像を探していて見つからなかったけど、これが出てきた。

ロックをやることによって生活していく楽しさ。
志村、いいこと言うな~。


ここで歌われる若者のすべても素晴らしい。

それで食ってるわけではないけど、俺もロックをすることで面白い生活ができてると思う。言われて気がついたけど。


俺よりずいぶん先にそういう生活を始めた友達のライブを久々に見に行った。
何年ぶりになるだろうか。3年ぶりととかかもしれない。
シルバーバックというへヴィーメタルバンド。このジャンルはほとんど聴いたことないけど、そんなの関係なくかっこよくて、相変わらず良かった

時間が押していたので、始め見る予定のなかった対バンの皆さんも見たけど、凄かった、色んな意味で(笑)。かなりツボに入りました。
レコ発ライブはまた必ず見に行きます



手島いさむ ソロライブ@札幌COLONY 2011.11.3

2011-11-09 23:00:00 | ライブ
テッシーのライブを見に行ってきました
まさかテッシーのライブレポを書くなんて思ってもみなかったですが。何せテッシーソロを聴いたことが無かった
ツアータイトルは『手島いさむ LIVETOUR 2011 秋』。いつもこんなにシンプルなのでしょうか(笑)。

なんで行こうと思ったのかというと、結構テッシー好きなんですよ。
ユニコーン再結成後のいじられ方がいい。ほんとに愛のあるいじり方でテッシーのいいところが出てかなり美味しいと思う。
2009年ライジングサンではユニコーンのライブ中ついに叫んでしまった。『テッシ~~~~~!!』と。
勤労ロードショーの大迷惑の前にやらされるMCとか、SMAと叫ばせられるところとかたまらん。最近はそこだけ見ている(笑)。
それよりも、ユニコーンの中でじわじわと好きになっていったデーゲーム、自転車泥棒という大名曲が両方ともテッシー作。かなり好きな曲でそれを作った男のライブは見ておきたいと思ったのだ。数年前に阿部の曲もかなりいいことが分かりソロになだれ込んでいった経歴アリ(笑)。
なにせ、俺のリアルタイム(と言っていいのか?)で初めて買ったアルバムがベリー・ベスト・オブ・ユニコーン(ジャケットが立体になってる限定盤)。これに入ってる曲は民生作品だったけど、後にアルバムを聴いたりDVDボックスで見たりすると隠れた名曲が多数入っている。聴いたことなかったやつでいいと思った曲はほとんど阿部だったりしたりと意外な発見があったりして。ちなみに初めて聴いたのは働く男、初めて買ったシングルは『雪が降る町』、ミニアルバムは『EBI奥田阿部西川手島』でした。
その辺の話は結構面白いのもありますが長くなる(もうこの頃民生が既に陽水とやってたとかね)のでまたいずれ。


COLONYでのレビューですが、とても狭いライブハウスですが、バーカウンターとホールが分かれている。初めて行きましたが、こんな近いところで見れるとはと少々ビビった。
開始直後の入りはそれほどでもなく、結構前が開いていた。ツーマン状態のライブでしたが、前半はaoという若いバンドのライブ。演奏がうまく、いいバンドだと思いました(テッシーのことをてじまさんと言ってたけど・・・)。

1時間後、ついにテッシーのライブが始まるという時には、aoファンの皆さんが後ろに下がる。いいんすか?と思ったが、2列目くらいに移動した(最前列は緊張してノリきれないし、目のやり場に困る)。
終る頃には会場は程よく埋まってました。

ステージ上にはテッシー手拭いが貼ってあるアンプが。物販ではこの手ぬぐいや通販しているTシャツやCDが売っていた(手ぬぐいの横には、アンプに貼ってある!!という張り紙が(笑))。この時点で誰も買っていなかったし売る人もいなかった(なぜかは後でわかる)。

バンドのメンバー自らが楽器のセッティングを行い、登場。ドラム、ベース、ギター、そしてテッシー(歌とギター)という4人編成。

最後にテッシーが入場するのだが、なんというか、ものすごい傾き方でソソソソ・・・と入ってきた(緊張していた??)。
『テッシーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!』と叫んでみるが、ノンリアクション(笑)。かなり細いズボンを履いていた。痩せた?。ロザリオみたいなのがついた帽子をかぶってました。

演奏が始まってもかなり表情が硬い。1曲目は歌ものだった。
歌ものとインストがほとんど交互に演奏されたが、歌ものはカントリーロック・ポップス的でかなりポップ。インストはメタリックなロック。というように、ジャンルが大幅に変わる。
歌ものは緊張しているが、ギターは楽しそう、というような感じでした。

2曲ほど終り、MCに入ったらまたこれが、緊張していらっしゃる
肩すくめて腕組みながら話して、声ちょっと震えてるみたいな。・・・イイ。思った通りのライブだ。ギター弾いてる時と、歌ってる時、さらにトークの落差(笑)。

トークは後半に入ると絶好調に冴え、こちらの脳が情報を処理できない状況に(笑)。手島いさむ大百科の素材を聴いているような感じでしょうか。全体を通しては手島いさむ大百科を聴いているような感じとも言える。
って書くとふざけてるようですが、歌ものはメロディ、インストはギターの演奏が楽しめる。やっぱギター弾いてるテッシーが一番かっこいいと思います。

アンコールはすぐ登場。ライブハウスだと助かりますねと言いつつ、普段は奥田さんが歌いますが今日は作った私が歌います、と言って始めたのが『デーゲーム』。間奏はハードなギターソロでした。これは静かな感動。


MCの内容を紹介。
・『ユニコーンの活動は今年はもう終わり。来年のスケジュールは全く決まってません』(来年は全くやらないんじゃないかくらいの雰囲気でした)。テッシーは毎日でもいいけど、休みたい人がメンバーにいるからだそうです。
・『来年のJUNK!JUNK!JUNK!も倶知安じゃない。』
・『歌は奥田さん(民生)が歌うように勧めてくれた。』
・『今年はユニコーンで色々働いたので、車を買った。前に買ったのは11年前。両方ともスポーツカーで2ドア。 前に勝ったやつもある。最近の車はパネルが凄い。ついていけない。』
・『最近は色々発達して凄いんでしょ?。おじさんはついていけないが・・・。スマホで音楽送ったりできるんでしょ?。昔ユニコーンで色んなレコード会社にカセットテープで送ってたけど。今の若い人はテープって言ったら英語の教材?なんて言ってね。当時はメタルテープの方がよい?なんて言いながら悩んだりしてね。』 メタルテープのくだりで会場、噴く。
・『次のナンバーは・・・ナンバーとか言わんか、次のソングは・・・』 ナンバーで噴く。
・『~じゃな~い?』を多用していた。SAMURAI5で突然振られても対応できるように普段からやっておかないとね、だそうな。
・『正直こんなに入ると思いませんでした、ありがとう。』
・『昔やっていたような、音楽スクールの講師の仕事や、関東ローカルTV番組の仕事の話が来ている。グラビアの人が音楽やっても大したことはないけど、自分もグラビアはできるわけではないし、音楽で死んでゆくわけです。』え~~??(笑)。
・『番組は○○○(テレビ局)で。チャンネルで言うとU』 Uで噴く。
・『後でCD売るから、買ってくれればパッと剥いてサインとかするから』
・『そうそうそうそう、というのが口癖と、ヤック(八熊慎一)に言われた。ユニコーンうざいと。』
・『奥田さんと話すテンポが合う。自分と奥田さんが笑うと、2,3秒遅れて阿部とEBIが笑う。川西さんはわからないみたいな。』
・『テッシー3曲も続けて歌ったよ!!』(カミカミで)
・『アレルギーの値が半端じゃない。』太ももはスベスベらしい(大百科でも言ってたような・・)。

みたいな感じですが、もっと話していた。思いだしたら書きます。
今にも『ダニ、アース』と言いだしそうな感じでした。

終演後、会場の人が、物販で手島さんがサインをして下さいます、みたいなことを言っている声が聞こえた。もう何の迷いもなく向かったら、物販ブース内にテッシーがドーンと立っていた(笑)。
自分の前の人がタオルとか買ってサインをもらっていた。一枚のポストカードみたいなものに。
テッシー『なにそれ?』
前の人『代々木で当たったんです』。テッシーのポストカードらしい。
そしてテッシーに札を渡している。。。凄い光景。

早くも自分の番です。

テッシー『はいはい』
俺   『えーと、このCD(SQUEEZE)と』
テッシー『うん、SQUEEZEね』
俺   『それと紺色のTシャツのLを下さい』
テッシー『紺色のLね』

(なんすかこの会話(笑))

テッシー『今、CDのビニール開けてサインするからね』
俺   『!! これにもお願いしていいですか?(とZを差しだす)』
テッシー『いいよお!』

(超ドキドキしてます。 ビニールむいて捨てた―!)

俺   『こ、コピーバンドをやってまして、この間デーゲームやりました。だから今日聴けて感動しました』
テッシー『そうなの~ありがとう』(と言いつつ、サインペンのインクが出ず焦る)
ベースの人『Tシャツ、紺はLがないみたいなんですけど』
俺   『そうですか、じゃあグレーで』
俺   『うちのバンドの鍵盤の息子がテッシーの大ファンなんですけど今日風邪で来れなかったのでなにかメッセージをいただけないですか?』
テッシー『季節のものだからねぇ・・・』(残念そうに)
ベースの人『グレーもないんですけど・・・』
俺   『じゃあ白で』
俺   『来年もまた来て下さい』
テッシー『おお、また来るよ!。何らかの形でね。』
テッシー『いくらだっけ?』
ベースの人『5,000円です』
テッシー『5,000円ね』
俺    10,000円を渡す。

ここでテッシーに渡すかベースの人に渡すかで0.1秒考えて、ベースの人にした。さすがにテッシーに会計をさせるのは・・・。
テッシーからCDとシャツを受け取り握手した。なんとも柔らかい手。プロミュージシャンの人と握手したことあるけど(って布袋だ)、みんなケアを欠かさないのだろうか。

テッシー『ありがとう』
俺   『ありがとうございます』

とまた握手。今度は目を合わせてほほ笑んでいらっしゃる。
認識していた通りの、いい人でした。
その場を離れると、膝がガクガク震えていた。あのユニコーンのメンバーだもんな。
やっぱ緊張した。その割には結構話せた気がする。頑張った。

翌日、テッシーから直接買ったCDを聴いた。
なかなか良かった。