厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

フランスのやばい現状

2023-07-02 09:30:39 | 日記
フランス在住日本人の方のブログを時々覗いている。

日本のマスコミが報じない実態を知ることができて助かる。

今一番の問題は全土に広がった暴動だ。

きっかけとなったのは、検問を破ろうとした17歳の若者(北アフリカ系の未成年とのこと。移民か難民だろう。)に対して警官が発砲し射殺に至った事件。

暴動を起こしているのも若者らしいが、報道の動画を見る限り、多くは黒人や褐色系。

もともとの白人のフランス人はほぼ加担していない模様。

仏 警察官が17歳少年射殺 各地で暴動止まらず 拘束者の約3割が未成年(2023年7月1日) 


アメリカのマスコミの報道も一つ。

こちらでは射殺された若者を "17 year old French boy of North African descent" と表現している。

Protests continue in France over police shooting | WNT 


French boy と報じているので、すでにフランスに帰化済かも。

こちらの日本人ブロガーの記事で現在の様子が垣間見られる。

アメリカを揺るがした3年前の暴動と経緯が似ている。

溜まっていたガスに火がついた、ということだろう。

*****

ガスといえば、パリのガス爆発事件も記憶に新しい。

欧米の建物は古いがゆえにこれから問題が起きるだろうという記事を先日書いた。

そして6月21日にパリでガス爆発事件が起きた。

こちらの記事

事故後の様子を上記ブログのブロガーが別に記事で書いているので、ここで紹介する

これによれば被害を受けた建物は17世紀後半に建てられたらしい。

古い!古すぎる。

こんな古い(おそらく石造りの)建物にガスの配管を通すのがそもそも無理がある。

他にも水道、電気も通っているだろうし、今ではインターネットとのためのケーブルも無理やり通しているだろう。

建物が古い故の整備の難しさもあるだろう。

とはいえ歴史的景観ということもあり、再開発は望めない。

今後も同じ様な事故が発生する可能性は十分ある。同じ様な建物に住んでいる人、勤務している人も心穏やかではないと思う。

こういう事情を知ると、地震があるがゆえに常に建物のアップデートが迫られ、多くの人が最新の住宅に住んでいる日本人は(地震を除けば)安心して住めると言えるだろう。エアコンの設置も当然普及している。

パリの現場近くの建物の写真を見る限り、室外機は見当たらないので冷房設備は入っていないのでは?熱波が恒常的に襲う近年のヨーロッパで冷房が普及していないのは、特に老人にとってはつらいし、死活問題だと言ってもいい。

移民、難民問題やウクライナ戦争などの政情不安を考えると、ヨーロッパが理想的な社会などとはもう言えない。

日本で喧伝される北欧、特にスウェーデン(入力につまづいた)の医療も決して理想的なものではないことが現地在住の日本人の方のブログで漏れ伝わってくる。

同じ方の別の記事



マスコミの報道など盲信してはいけないという事例でした。いつでもお医者さんにかかれて、費用も安く、お医者さん、看護師さんの仕事振りも信頼できる日本がいかに恵まれているか。海外に憧れる前に日本人は十分認識しておくべきだ!

もちろん利権にすがる腐った医師会はあるけどね。