今日はドットプリンタ使ってます。

当方の職場では、書類の性格上いまだに複写式の様式を使っていて、
それに印字するためにドットプリンタを保有しています。しかも3台も。
このプリンタの稼動時期は、NEC製ドットプリンタは年1回（毎年1月）、
もう一台のプリンタは年2回（2月と9月）。残りの1台はNEC製が故障し
たときのための緊急用です。どちらも、1回当たり2000枚程度印刷しま
す。
今どき、ドットプリンタを使ってるところはそうありませんから、イン
クリボンの手配もちょっと大変。そこらの家電店ではまず置いてません。
それに、当然のことながら印字スピードが遅いです。紙送りはトラクタ
を使うので放っておいても心配はないのですが、作業開始から終了まで
が時間のかかること・・・。
音の問題もあります。ドットプリンタ全盛期は当方の事務所も防音プリ
ンタカバーみたいのを導入していましたが、今はそれを置くスペースが
ありません。必然的にみんなの迷惑にならないように、夜遅い時間の印
字作業となります。

夜遅い作業開始に、単位時間当たりの処理の低さ・・・イタイです。

今印字している書類を用いて行う「作業」についての社内ルールを変更
できれば、担当者も楽になることはわかっているのですが、検討はして
いるものの、いい代替案が見つかりません。
なるべく紙を用いない仕事であるほうが、人間にも環境にもやさしくて
いいのですが・・・。

ドットプリンタの音を聞くと思い出すことが。
当時、高校の入学祝にとMSXを買ってもらったのですが（これだけ聞くと
かなり贅沢な話なのですが、実はいろいろといきさつがありまして・・・）、
さすがに出力装置であるプリンタや記録装置であるデータレコーダ
までは買えませんでした。
※ディスプレイは家庭用のTVが使えますので、改めて買う必要はなし。
　当方は使わなくなったTVをもらってきて、それ接続にしてました。
ファミリーコンピュータと同様のRF出力で、にじむ画面を注視してBASIC
プログラムの入力チェックをやってました。さすがにこれだと目が疲れる
ので入力したプログラムをチェックするためのプリンタがほしくて、安い
ドットプリンタを探していましたね。マイコンBASICマガジンなどの広告
に掲載されていたものでは、当時としては破格の29,800円というものも。

かなりの性能を持つPCがJunkとなると破格で出回る今の時代、昔のこと
を考えると「時代の流れってすごい」と思わずにはいられません。