真田丸-26

2016-07-03 21:11:20 | Weblog
今日の話もいろいろなエピソードが語られているが、ドラマの第1回からずっと登場してきた真田信幸、信繁兄弟の祖母、とりさんがついにこの世を去った。気丈なとりさんがいたからこそ息子の昌幸兄弟も孫の信幸兄弟も、時代の流れに足を取られることなく進むことができたのではないだろうかと思えてしまう。最後の最後まで、ババはいつまでも見ていると言い残してとりさんは去っていった。

去る人がいれば、生まれてくる人もいる。運命の人、豊臣秀頼の誕生だ。彼の誕生で多くの人の命が奪われる歴史の真実を知ってしまっていると、何とも哀れで物悲しい思いになる。人の運命というのは本当に悲しみに満ちている。