真田丸-28

2016-07-17 20:22:38 | Weblog
洋の東西を問わず人間の歴史は悲しい。秀吉と甥の秀次の間に何があったのか、ドラマの真田丸では秀次の弱さを前面に出して秀吉を決して完全に悪者にはしていないが、よく考えるなら、秀次と一緒に皆殺しになってしまった家族一族一同はたまったものではない。権力というものはへたをするととんでもなく恐ろしい。だが、その秀吉も今やすでに寿命が尽きかけているのだ。

今日の話は秀次の死と、生き残った秀次の娘をめぐって、信繁をはじめ、例のルソン助左衛門も登場する物語になっている。きりさんに託された南蛮渡来の板絵はキリスト教伝来の時期らしくどれもマリア像だ。登場人物たちはみんな気になるけれど、個人的に今はきりさんの今後が一番気になる。

裏を語れば、家康の子、秀忠の役で星野源さんが登場したし、話の進展自体はワクワクさせられる。また来週が待ち遠しい。