水曜日の、夜7時から毎週楽しみにしていたクイズヘキサゴン。紳助さんの突然の芸能界引退で、迷走していたけれど、ヘキサゴンファミリーの司会でこの前復活しました。フジモンと、鶴野君の司会はまあ、普通。でもみんなで紳助さんの抜けた穴を一生懸命埋めようとしていたところをみると、頑張ってね、と言いたくなります。批判する人はたくさんいるでしょうが、私はそちら側には行きたくない。
はっきり言って批判は誰でも言える。作っていくことの難しさ、継続していくことのしんどさに比べればすごく簡単。なんとか継続し、新しいヘキサゴンを作っていってほしいです。
紳助さんの引退については今になっていろいろな噂話が出てきて、いやな気持になります。真実でないものもきっとたくさん含まれているだろう・・・。紳助さんの引退の本当の理由は私にはわからないけれど、今の自分と重ね合わせたとき、これもあるのではないのかなと思うこと。
自分ではないものになろうと、頑張りすぎたんじゃないのかな?ということ。いろんな番組で、かなり辛口コメントをいいながらも、基本的に「いい人」をやっていた気がします。ほんとにやりたいことというより「受ける」「視聴率が取れる」というのももちろん重要で、なんだかほんとの自分を見失っていたんじゃないかしら。。。と。
北野たけしの番組は彼が興味があることをとても楽しそうにやっているし、自然体のキャラクターで出ているからこちらもリラックスできます。
自分とは何だろう・・・、いろいろな忙しさ、そして大人になるに従ってみにつけてきた価値観で見失っていきます。
この世でいちばん難しいことは、「自分ではない何かになろうとすること」、いちばんやさしいことは「自分自身でいること」、とアラン・コーエン著、「頑張るのをやめると、豊かさはやってくる」に書いてありました。とかく自分ではない何かになろうとして、非常にエネルギーを使い、頑張り、疲れ果てる自分。もういいじゃない、私は私。自分でいることに、自信をもってこの後半生は生きていきたいです。