だからツーファイブで山に行ってきますね ♪

グランパGuitar弾きが、のんびり生活しながら日々のアウトドアライフや日常を書き綴っています。

粋なことば残しましょう♪

2009年10月30日 | Weblog
先日、調子づいて本を4冊購入してしまった。
「未踏峰」も買おうかと思ったけどサイフの中身と相談した結果我慢した。(^^ゞ
その中で、「粋な日本語はカネに勝る」立川談四楼 著なるタイトルの本を購入した。

最近は「おっと粋だね!」「そりゃぁ~野暮だね」とか、あまり聞かないですね。
落語の世界では、たびたび登場する言葉なのですが。
最近では格差が広がり死語になりかけている感じ。

この本では、金がなくとも楽しくかっこよく生きる。「粋な言葉」を紹介してくれている。
「折れ口」「おしも」「様子がいい」

逆に使い方を間違えてる言葉もある。
呑み屋さんでお勘定するときなど「おあいそ」っていう人多いですよね。
この「おあいそ」と言うのはお店側が使う言葉なんですって。
恥ずかしながら何も考えないで使っていました。

辞書では「おあいそなしですみませんでした」と言う意味が込められているそうだ。
客から言うと「こんな店には愛想がつきたから精算してくれ」と言うことになってしまう。
これからは素直に「お勘定してください」といいましょうね。(^^)

それと寿司屋さんでは「アガリとかガリとか」と言わないこと。これは池波正太郎氏の本に書いてあります。これも普通にショウガとか言えばいいんですよね。
粋がりは野暮になっちゃいます。

呑んべいの人は、「小中半(こなから)」か「半(なから)」これを使いましょう。
「小半で引き上げる。これを覚えていれば呑み過ぎしないかも。
「なから」の意は、一升の半分、すなわち5合。「小半(こなから)」であればソノ半分と言うこと。
落語の世界では「居酒屋では長っちりはいけない、小半で引き上げるもんだ」と教えられていたようです。(文中より引用)

その他にも、キセル乗車のキセルってやつも最近聞かないですね。
この語源も面白い、粋な解釈ですね。なんでキセルと言ったか考えてみて下さいね。!(^^)!