☆ 今 日 の 幸 せ ☆

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お江戸でござる、最終回

2004-06-21 | 記憶に残したい言葉

損料屋、レンタルショップ&便利屋


手ぬぐい1本から、掛け軸、集まりの時の布団、茶碗、なんでもレンタルできた。

以外と人気があったのが、褌だったそうだ。

今は、洗濯も全自動で、簡単にできるようになったから、なんでもクリーニング屋さんに出す人は少なくなったと思うけど、パンツはまさか、クリーニングにださないよね。

とにかく、火事と喧嘩は江戸の花、といわれるように、火事が多かったので、庶民の持ち物は、本当にわずかなもので、レンタルが大流行だった。

ラジオでしゃべっていたが、長家の平均の広さは3坪。ということは、畳6帖。ここで、食事をして寝ていたけれども、風呂は銭湯。(江戸は混浴が普通だったが途中で、風紀が乱れるので、わけられたそうですが、いまでも古い湯治場は混浴ですね)おしゃべりは、浮世床(床屋)女性は井戸端会議。それなりに楽しんでいたようです。
 
時代村などで、再現された長家も小さいですね。

さて、レンタルは、家財道具だけでなく、犬、猫もかりられた。
お墓参りに代理でいってもらうとか、とにかくなんでもあり。

これで、「お江戸でござるシリーズ」はドットハレ(お終い)

付録:男女の関係について、

一部の金持ちが、女性をたくさん独占したので、庶民の間では、男性と女性の比率がアンバランスになり、女性は、かなり強きだった。 三行半(みくだりはん)は、再婚するときの必須のもので、浮気しそうな危ない男性と結婚するときは「先渡し離縁状」なるものを貰う事があった。 バツイチ、バツニは 当たり前、13歳から結婚できて、男女のことも、かなりおおらかだったようだ。

20才:年増
25才:大年増
30才:姥桜

なんだそうです。

江戸の外来語いろいろ、

2004-06-21 | 記憶に残したい言葉
ビスケット←ビスケート、ポルトガル語

テンプラ←テンペラ(金曜日の精進日)ポルトガル語
     この日は、魚のfritto(フライ)を食べた

タバコ←スペイン語

キセル←キシェール、カンボジア語

ジュバン←ジュバン、ポルトガル語
     男性、立ち襟の上着

合羽←カパ(マント状外套)、ポルトガル語


ついでに、江戸時代の舶来品

ゾウ、ラクダ、ダチョー、オランウータン、
チューリップ、ひまわり、アロエ、
ワイン、ビール、カステラ

湯水のごとく使う・語源

2004-06-21 | 記憶に残したい言葉
今では、お金を 「無駄にジャンジャン使うこと」の意味になってる。 日本では、水と空気なんて、あってあたりまえのような時代が続いたけど、これからはそんなわけにはいかないかもね。

17世紀、世界の3大都市といえば、ロンドン、パリ、江戸 
その中で、上水道が一番発達してたのが、江戸。

もちろんローマ時代の水道橋を忘れることはできませんが・・・

いまでも、地名としてのこる東京の水道橋、ローマ時代の水道橋とまったく同じような理論で作られていたんですね。

その他、雨水を溜めたり防火用の水を町のあちこちに用意していたり、いろいろ工夫して、井戸水だけではまかなえなくなった、130万人の江戸庶民に不自由なく水が使えるように努力してた。

さて、この水は、常に流れてないと、腐ったり、濁ったりしてしまう。 だから常に 滞りなく流れるようにしておかなくてはならない。

これと同じで、
お金は、溜め込んでおかないで、生きた金として流しなさい

というのが、本来の「湯水のごとく使う」という意味。

江戸時代は、福祉やボランティアなどと叫ばなくても、困った時はお互いさまと当たり前のように助け合っていた。

物見遊山にでかけるのも、お金がなくても、お伊勢参りなんて名目で、なんとかなったそうだ。

物見遊山、しばらくやってないな・・・


お江戸でござるから 5

2004-06-21 | 記憶に残したい言葉

町火消しの組の名前は、いろは・・・


「め組の大吾」は、消防士さんの話しだから、め組にしたんですね。 暴れん坊将軍にでてくるのも、め組。
め組は、どの辺まもってたんだろう。

笑えるのは、組の名前に「へ、ら、ひ、ん」の代わりに「百、千、万、本」が使われたということ。

へ組、ら組、ひ組、ん組 使いたくないのは、納得。