☆ 今 日 の 幸 せ ☆

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西行(1118ー1190)

2004-12-25 | ・・・シリーズ、
一切、行は無常なり
一切、法は無常なり
無常なるは、すなわち、苦なり
苦なるはすなわち非我なり
非我なるものは、すなわち我所に非ず

是のごとく見るものを
「真実に 正観す」と名づく。

(阿含経)
 
このように、思っていたかどうかわからないけど、西行、1140年10月15日、妻子を残し、出家したそうです。

1、現をも 現とさらに思わねば
夢をも 夢となにか思わん

(西行)

2、惜しむとて、惜しまれぬべき この世かは
身を捨ててこそ 身をも助けめ

(西行)

3、身を捨つる人は まことに捨つるかは
捨てぬ人こそ 捨つるなりけれ

(西行)

この3つの中では、3番が一番好きです。

「女性は、好き嫌いで、ものごとを選ぶ」のです。

それにしても、なんと、原始仏教の世界に近いことでしょう。

とりあえず、

キャー、西行様 素敵!

キャー、素敵の参照記事:
有名人になる方法


何故「西行」か?

2004-12-25 | ・・・シリーズ、
しいて、理由をあげるとすると、数年前に、変体ガナで読んだ「奥の細道」の影響かもしれない。

平泉に行く。 仙台に行く。 酒田に行く。

「奥の細道」のころとは、様変わりしていても、芭蕉の俳句を思い浮かべて、時代を越えて、その土地に立っている感慨をひとしきり、味わう。

まぁ、そんな感慨を、時代と場所を越えた、「西行」の歌に、味わいたいなと、思ったとでも、理由付けしておこう。

シリーズにします。