最近バテ気味の増田デンキです。
もう少しなので頑張ります!
今日1件目は西習志野にてアンテナ点検です。
年末なので点検が多くなりました^^
直接のご依頼有難う御座いました。
ご依頼内容は今年UHFのアンテナ方向調整を他社に行ってもらったが、
受信できなくなったとの事です。
現場に着いてまずTV端子の測定からはいります。
21ch-27ch 概ね 27dBμV~31dBμV
VHFは70dBμV~ BS 55dBμV~ と他は良好です。
UHFだけ全滅状態です。
BER測定不能・・・ 逆によくこれで受信できていたなぁ~と ビックリです。
各部屋のTV端子の電圧を測定します。 そうすると色々解ってくるんです。
屋内配線には問題ないことが、わかりそれから屋根の上に上ります。
関係ないですけど、BSのキャップが外れています。
雨水が入っていましたので、接栓を交換ここは手直しをしておきました。
あとUHFのアンテナ線が引っ張られているので、こちらもアンテナ線を交換。
混合器のUHFの入力のネジも緩んでいたました。
もう少しアンテナが古いと給電部を外すのが怖いので、繋ぐのですが今回は
外れたので良かった。
スタンドオフは錆びていて使えないのでエフコ巻きしておきました。
UHFアンテナ直下ではこの数値です。
ということは減衰40dBという事になります。
築年数は7年・・
頭の中で色々な事を考え作業をします。
↓ロケはもう抜群です。
CW7の UVとBSCS混合器の出力で測定します。
68dBμVとここも問題ありません。
最後に分配器で測定します。
↑外してあるのは私が外しました。
と! 分配器をみてふと何かおかしいと気がつきました。
ここまでで20dB減衰しています。
それにしても、この屋根は滑る・・靴が脱げそうになるので、
グリップはしないけど足袋に履き替えました。
ある作業をして修理完了です。
故障探求に60分程かかりました。
一つの帯域の減衰が異常の時は、あるものの不良が多いですね。
いつも初心に帰る事が大事ですね><
分配器前で16dB上がりTV端子も50dBμVを超えました。
お客様も本当に喜んでおられたので、私も救われます。
今回はご依頼いただきまして有難う御座いました。
よいお年をお迎えくださいませ。
この後柏です。 移動距離が・・ 長いです。