私は昭和時代に多くの教育をうけた人間です.テキストというものは本,あるいは印刷された配布物であることが刷り込まれている世代です.
今回の教習にあたって,第一段階半ばの時点で,書店で「小型二輪AT限定免許」の本を探しました.みつかりません.「原付(50cc)」,「二種免許」あるいは「高齢者教習用テキスト/試験問題」は売っています.もうすぐ必要です.しかし「二輪免許」だけでなく「普通車(四論)免許」のテキストもみられません.
世代の違いを感じます.高齢者教習を受ける方々,あるいはある程度の年齢になって「二種免許(普通/大型)」をとるかたは,令和時代のいまでも印刷された本というものが頼りでしょう.ネット/SNSですべてを理解できる若い方には理解できない存在でしょう.
わたしは本を探すほうの世代です.しかし電子書籍はまだ対応できます.しかし家のPCです.スマホで見る電子書籍の文字は小さく,スワイプ/ピンチさせると今度は画面に見える文字数が少なくなります.タブレット端末は,私の年代では片手で持つには重いのです. 紙の本がいいのです.
売っていません.紙に印刷された「二輪車教習」の本を実店舗では売っていません.ネット書店で在庫がありました.「普通二輪免許パーフェクトBOOK(小型限定二輪普通免許 AT限定普通二輪免許完全対応」(日本文芸社2015初版 2021年3刷)です.後半の「小型」「AT」という言葉を信じて買いました.届いてから気が付いたのは「小型AT限定」とは書いてないことです.
しかし私のようなオールドタイマーには「写真」がたくさんある「紙の本」は信頼できるものです.教習に通い始めてからYouTubeの関連映像は見ています.しかしまだそれを理解できるレベルに達していませんでした,車校の教本,それと今回入手した本で学びます.イメージトレーニングです.
前述の通り車校の小型二輪AT限定免許,教習の第一段階が終了しました.次回からは「本当の道を,ほかの車両とともに法規に従って走っていく」段階になります.何度も繰り返しますが,私が今持っている免許は「中型8t MT ゴールド」です.40年持っています.公道の走り方,法規やマナーは理解しています.しかし今は「二輪」というパラレルワールドに挑むことになるのです,
これから「炎の八日間」が始まります 衣装はいつもと同じです.厚い長袖とカーディガン.厚いコーデュロイパンツとワークマンのひざ靴下.NBのスニーカーです(いずれも黒ではありません).車校の走路はコンクリートであり,赤銅色ではありません.マシンは車校にあるものであり,空から降ってきたりしません.免許証には「運転条件:メガネ等」とはあります.(何度もいいますが,それがどうしたというのでしょうか)